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心肺蘇生や包帯巻き 鈴鹿医療科学大 新入生ら救命講習

心肺蘇生の方法を学ぶ学生ら=いずれも鈴鹿市の鈴鹿医療科学大白子キャンパスで
心肺蘇生の方法を学ぶ学生ら=いずれも鈴鹿市の鈴鹿医療科学大白子キャンパスで

 救命処置の学習や普及に取り組む、鈴鹿医療科学大(鈴鹿市)の「鈴鹿きゅうめいサークル」が13日夕、消防職員や地域の団体と協力した救命講習会を開いた。新入生ら約50人が、災害を想定した応急手当てなどについて学んだ。(山本克也)

 サークルは学生らが2年前に結成し、医療を学ぶ立場で救命処置への理解を深めている。昨秋に大学であった「救急・健康フェア」に、医師や地方議員の有志らでつくる「鈴鹿の地域医療を応援する会」のメンバーが訪れたのを機に、共同で講習会を企画した。

 講習会では、応援する会の伊藤智章さん(70)や、サークル代表の伴勇介さん(21)=薬学部4年=が応急手当てについて講義。「倒れている人を見たら周囲の安全確認をした上で助けを呼び、呼吸の確認などをして」などと話した。

 大規模地震を想定した訓練では、応援する会のメンバーらが負傷者役となり、新入生が消防職員を交えて応急手当てを実習。初めは照れる場面もみられたが、サークル部員のアドバイスと励ましを受けながら、負傷者役に包帯を巻いたり、ダミー人形や自動体外式除細動器(AED)を使った心肺蘇生に取り組んだりした。

 薬学部1年の内田奈友さん(18)は「手当ては難しい印象があったが、実際にやってみたらできた」。伴さんは「幅広い方々とともに講習会を開催でき、新入生らも意欲的に取り組んでくれた。救命の知識を学内に広めたい」と振り返った。

(2017年4月15日 中日新聞朝刊鈴鹿亀山版より)

[2017.04.15]

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