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県芸大生 小学校で生演奏 長久手 児童手拍子、楽しむ

給食の時間に教室で演奏する県立芸術大の学生。児童たちは驚きながらも手拍子を打って聴いた=長久手市の市が洞小で
給食の時間に教室で演奏する県立芸術大の学生。児童たちは驚きながらも手拍子を打って聴いた=長久手市の市が洞小で

 長久手市のアーティストが小学校に出向いてコンサートを開き、子どもたちに音楽の楽しさを教える「小学校であーと」が今年も開かれた。2月上旬から市内の全6小学校であり、子どもたちは本格的な演奏に触れて大喜びだった。(村松秀規)

 市文化の家が企画。「アートと出会う」をテーマに2005年、「中学校であーと」を開いたのが始まりで、小学校であーとは12年から毎年開いている。

 今回は2月上旬から文化の家の創造スタッフ1組と、県立芸術大の学生たち2組が全6小学校を2校ずつ訪れて、それぞれのプログラムで子どもたちを楽しませた。

 9、10日に南小と市が洞小を訪れたのは、県立芸術大音楽学部3年の山内佑太さん(26)、兵藤雅晃さん(24)、金谷寧々さん(21)、宇佐見優さん(21)。4人はバイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏を演奏し、子どもたちにアンサンブルの楽しさを伝えた。

 学生たちは本番に向けて文化の家の職員たちと2カ月かけて議論を重ね、自分たちで内容を練ってきた。山内さんは「子どもたちに分かりやすく伝えるには、どうすればいいか難しかった」と振り返る。

 当日、市が洞小の4年生179人に、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」などをパートごとに弾いて、それぞれの役割を説明。アンサンブルの楽しさを体験してもらおうと、曲に合わせて子どもたちに手拍子をしてもらうなどして盛り上げた。

 授業後の昼休みには、学生たちが給食中の児童たちの教室を突然訪れ、演奏を披露。なじみのある「スーパーマリオ」のテーマを奏で、子どもたちは驚きながらも立ち上がって学生の元に駆け寄ったり、手拍子をしたりしていた。

 体育館でも特別コンサートを開き、人気映画「アナと雪の女王」の「ありのままで」など3曲を披露した。

(2017年3月14日 中日新聞朝刊なごや東版より)

[2017.03.14]

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