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今北産業 187語 若者言葉事典 椙山女学園学生ら編集

若者言葉の事典を手にする加藤主税教授(中)と、玉衛彩さん(右)ら=日進市の椙山女学園大で
若者言葉の事典を手にする加藤主税教授(中)と、玉衛彩さん(右)ら=日進市の椙山女学園大で

 若者言葉の「今北産業」の意味は? 答えは「今来たばかりの私に話の内容を3行で説明してください」。椙山女学園大人間関係学部(日進市)の教授と学生が、若者がよく使う言葉を書籍「椙女大生が集めた現代若者コトバ事典2016」としてまとめた。(藤原啓嗣)

 事典は、ネットや会員制交流サイト(SNS)で、最近よく使われている若者言葉187語の意味と用例を解説する。学生が描いたイラストと学生の写真がページに花を添える。

 「こっこちゃん」は空揚げ定食で、ニワトリの鳴き声から派生した。自分の好きなものや人物への愛情は「〜は俺の嫁」と呼んで表現。かわいらしさを強調したり、アニメやネットの文化から生まれたりした言葉が目立つ。

 学生が編集した内容を、英語学を研究する加藤主税(ちから)教授(69)が監修した。加藤教授は20年前から若者言葉に関心を持ち、過去にも学生と一緒に本を作った経験がある。今回は、2015年度に加藤教授のゼミを受講した3、4年生28人が協力。授業で集めた若者言葉1000語を整理した。

 編集に加わった同学部3年の玉衛彩(たまえひかり)さんは「普段使っている言葉が同世代の間でしか通じないと分かった。就職活動では事典を読んで気を付けたい」と話す。

 A5判、150ページ。加藤教授が自費で300部を出版した。非売品。希望者は加藤教授のメール=katoc@sugiyama-u.ac.jp=へ。

(2016年3月11日 中日新聞朝刊県内版より)

[2016.03.11]

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