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OB水嶋さん「挑戦を」 トヨタ車体会長 名工大新入生に講演

水嶋会長の講演を聴く名古屋工業大の新入生ら=名古屋市昭和区の市公会堂で
水嶋会長の講演を聴く名古屋工業大の新入生ら=名古屋市昭和区の市公会堂で

 名古屋工業大(名古屋市昭和区)の入学式を記念する講演会が6日、大学近くの市公会堂で開かれ、トヨタ車体の水嶋敏夫会長が卒業生として「一緒に『モノ作り立国、日本の再生』に向けて頑張ろう。学生時代には、今しかできない体験に積極的に挑戦してほしい」と後輩にメッセージを送った。

 水嶋会長は1967年に機械工学科を卒業。トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社し、常務を務めた。2003年にトヨタ車体の副社長に就任し、社長を経て10年から現職。経営基盤の強化と事業発展に尽力している。

 水嶋会長は、会場を埋めた新入生に「基礎学力を身につけ、最新技術や最新の商品にも関心を持って」と助言。さらに「挑戦する精神を大切にして競争心を持つ一方で、体だけでなく、心の健康にも気を配ることが大切」と訴えた。水嶋会長には講演後、大学から名誉博士の称号が贈られた。

 講演会に先立ち入学式があった。本年度の新入生は学部1014人、大学院701人の計1715人。高橋実学長が「工学の無限の可能性を信じ、次世代を担う技術者に育ってほしい」と式辞を述べた。(中村禎一郎)

(2012年4月7日 中日新聞朝刊県内総合版より)

[2012.04.07]

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