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日進おりど病院と名学芸大が協定 人材交流や予防医療啓発

連携協定書に署名し、交換する杉浦学長(左)と大島理事長=昭和区内で
連携協定書に署名し、交換する杉浦学長(左)と大島理事長=昭和区内で

 名古屋学芸大と、日進おりど病院を運営する医療法人「大医会」(いずれも日進市)は6日、連携協定を結んだ。保健医療から映像、デザインに至るまで幅広い専攻を設ける大学の総合力を生かし、市民向けの啓発活動などで大学と病院の連携を深める。(角雄記)

 協定は、相互の人材交流を進めることや、予防医療分野で教育・研究、市民講座の開催などを目的に盛り込んだ。具体的には学生のインターンシップ(就業体験)を病院が受け入れることや、健康診断の受診者への栄養指導で大学の持つ最新の知見を提供することなどを想定している。

 両者は学生の実習の受け入れなどで、管理栄養士を育成する管理栄養学部を中心に協力関係があった。協定により、例えば映像制作やデザインを学ぶメディア造形学部の学生らが保健指導の啓発媒体の制作に協力するなど、より幅広い分野での関係構築が期待できるという。

 同大地域連携推進機構長の岸本満副学長は「大学は日進市とも連携関係にある。行政も巻き込んで、市民の健康意識の向上に寄与する取り組みを展開できれば」と話す。

 この日は協定調印式が昭和区内のホテルであり、杉浦康夫学長と大島慶久理事長が協定書に署名し、交換した。

 杉浦学長は「大学では幼児教育から健康増進まで、人の一生に関わる学問を扱っているが、実務を担うのは現場の病院。現場で学ぶ機会をいただき、ありがたい」と述べた。大島理事長は「病院にとって地域に貢献できることが誇り。若い人と取り組みを進めたい」と話した。

(2019年3月7日 中日新聞朝刊なごや東版より)


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[2019.03.07]

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