医療機関に限らず、福祉、教育、行政、フードサービス、食品メーカーなど、管理栄養士の活躍の場は実にさまざま。学生1人ひとりの興味・関心にあわせた進路を想定し、管理栄養士の根本ともいえる医療領域の学びに加え、あらゆるフィールドで活躍するために必要な専門科目を充実させています。2～4年次にはそれぞれが志望するフィールドに合わせ「臨床栄養」「栄養教諭」「食行動・食環境」「人間栄養」「食品機能・食品安全」の5領域から専門的な科目を選択し、実践力と専門性を高められる「キャリア支援分野」を設置しています。また、4年次からは、「全員受験・全員合格」をめざす国家試験対策のための特別講座を開講。国家試験直前まで模擬試験を行うなど、繰り返し試験対策を行います。その結果、第37回（2023年実施）管理栄養士国家試験は、2023年3月卒業生170人のうち169人が受験し、162人が合格（合格率97.6%）。開学以来、18年連続中部地区1位の実績を誇ります。

●施設・設備
「臨床栄養」「栄養教育」「給食管理」を軸に構成された実習棟では、病院で働く管理栄養士の仕事をすべて実践できる栄養管理プロセス演習室やISO22000認証を取得した給食経営管理実習室など、あらゆる管理栄養士の現場にあわせた実践的トレーニングを行うことができます。また、基礎研究を行う実験施設として食品学実験室、動物飼育・解剖室、ドラフト室といった実験・研究室を設けています。

●資格
＜卒業と同時に取得できる資格＞
受験資格／管理栄養士
取得資格／栄養士
任用資格／食品衛生管理者、食品衛生監視員
＜取得可能な資格＞
受験資格／健康食品管理士、健康運動実践指導者
取得資格／栄養教諭一種