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中日新聞掲載の大学記事

大学野球  2024.05.07

大学野球 愛知春季L 愛院大、首位並ぶ

6回途中3失点にまとめ、チームを勝利に導いた愛院大・河野(右)

6回途中3失点にまとめ、チームを勝利に導いた愛院大・河野(右)

 春季リーグの1部は6日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で3回戦2試合があり、愛院大が中部大に5-3で勝利し、中部大と並び首位に立った。中京大は愛工大を2-1で破り、勝ち点を手にした。

 愛院大は5、6回で挙げた5得点を、先発河野、2番手岡村の継投で逃げ切った。中部大は6回に3点を返したが、反撃及ばなかった。

 中京大は5回に犠飛と1年生鈴木の適時打で逆転した。愛工大はプロ注目の中村が2番手で登板し、自己最速を更新する159キロをマークするなど4回無失点と好投したが、打線が1回の1点のみと沈黙した。

■5回まで無失点 河野全開で導く

 愛院大の河野が「先に点を取られないように、いけるところまでいく」と最初からエンジン全開で腕を振った。投球後に帽子が落ちることが序盤に3度。「ベンチからも力が入り過ぎていて(体が)前に出すぎていると言われました」と言うほど。強力打線の中部大を5回まで無失点に抑え、チームを首位へと導いた。

 6回にピンチを招いたところでマウンドを譲ったが、役目を果たした。リーグ戦は残り2週。愛院大は最終週に試合がなく、11日からの名城大戦が最後のカード。エースは「神宮に行きたいので、その分、気持ちも入る。まずは絶対に2連勝して(最終週の結果を)待ちたい」と口元を引き締めた。

 =中日新聞社後援

▽パロマ瑞穂(愛院大2勝1分け)
愛院大 000023000|5
中部大 000003000|3
(院)河野、岡村-末田
(部)津波、南-清水智

▽同(中京大2勝1敗)
中京大 000020000|2
愛工大 100000000|1
(京)安藤、高木-森瀬
(工)樋口、中村-二村

(2024年5月7日 中日新聞朝刊13面より)

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