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中日新聞掲載の大学記事

大学野球  2024.05.06

大学野球 愛知春季L 愛院大1勝1分け

力投する愛院大の大坪

力投する愛院大の大坪

 春季リーグの1部は5日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で2回戦2試合があり、愛工大が9-1で中京大に勝利して1勝1敗とした。愛院大は中部大に10-0で7回コールド勝ちし、1勝1分け。中部大は8戦目にして初黒星となった。6日に同野球場で3回戦2試合が行われる。

 愛工大は1回に相原の2点適時打で先制し、その後も着実に加点した。中京大は8安打したが1点にとどまった。

 愛院大は3回に山田、福本の連打で3点を先制すると、6回には打者一巡の猛攻で6点を奪った。中部大は散発3安打に抑えられた。

■大坪が5回無失点 コールド勝ち呼ぶ

 リーグ戦2度目の登板となった3年生右腕が、今季負けなしの中部大を止めた。愛院大の大坪はカットボールを軸に、5回を2安打無失点。引き分けに終わった前日4日にエースの河野と2番手の岡村が計194球を投げており、「自分しかいないと言い聞かせた。昨夜は緊張で寝られなかったけど、合格点の投球」と喜んだ。

 右肘を故障しがちで昨年まで登板はなし。フォームを見直したことで練習を積めるようになり、今春の開幕週に初登板を果たした。

 好投に打線も応え7回コールド勝ち。自身も初勝利を手にし「率直にうれしい。次も勝てる投球を」と2位からの逆転優勝に向けて意気込んだ。

 =中日新聞社後援

▽パロマ瑞穂 2回戦(1勝1敗)
愛工大 210003003|9
中京大 000000010|1
(工)小野、藤井、大西-二村
(京)渡辺都、沢田、植松、柴田-森瀬、江崎

▽同 同(愛院大1勝1分け)
愛院大 0030160|10
中部大 0000000|0
(7回規定によりコールドゲーム)
(院)大坪、高田、森重-末田
(部)肥田、寺瀬、二井-清水智

(2024年5月6日 中日新聞朝刊17面より)

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