演奏する地元ゆかりのアーティストら＝一宮市の木曽川文化会館尾西信金ホールで

　一宮市ゆかりのアーティスト４組が演奏を披露するコンサートが１５日、同市の木曽川文化会館尾西信金ホールで開かれ、約５０人の観客を魅了した。

　同館などが取り組む地元の若手音楽家らを育成するプロジェクトの一環。この日は、オーディションを経て合格した県立芸術大の木管四重奏団「Ｐａｌｔｅｔ（パルテット）」などの登録アーティストら４組が出演した。

　会場にはピアノやサックス、クラリネットなどさまざまな楽器の心地よい音色が響いた。出演者らは楽器に関する知識を紹介するなど、トークでも観客を引きつけていた。

　同館の加賀誠二副館長は「若い音楽家たちの活動の場をつくるための事業。質の高い演奏で幅広い世代の人に楽しんでもらえたと思う」と話した。

（2022年1月18日　中日新聞朝刊尾張総合版より）