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お知らせ  2021.05.08

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半田東高生 日福大で学ぶ 教育コースの1、2年

大宮准教授(右)の講義を聞く生徒たち=日本福祉大半田キャンパスで

大宮准教授(右)の講義を聞く生徒たち=日本福祉大半田キャンパスで

 半田東高教育コースの1、2年生計35人が7日、日本福祉大半田キャンパス(半田市東生見町)で、同大教授らによる講義を受講した。

 学年ごとに内容が異なり、1年生は「大学で教員免許をとる方法」(教育・心理学部山本敏郎教授)、2年生は障害の有無にかかわらず全ての子どもが共に教育を受ける「インクルーシブ教育」(スポーツ科学部大宮とも子准教授)について学んだ。

 2年生の講義室では、大宮准教授が「世の中には社会的障壁、制度的障壁、文化・情報制度、心の障壁の4つの障害がある」と説明。生徒がそれぞれの具体例を考え「公共の場のトイレ」「情報を得る手段が限られている」などと発表した。その後大宮准教授が「障害とは、絶対的に『こういう障害』なのではなく、周りの理解と環境次第で変わるもの」と説明した。

 同高と同大、市は、2018年に教育連携と交流にかかる協定を締結。この日の講義も協定に基づく。同高教育研修部の永田孝主任は「将来教員の道へ進まなくとも、ここで学んだ教育的な見方は生徒にとって役に立つのでは」と話した。 (高田みのり)

(2021年5月8日 中日新聞朝刊知多版より)

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