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学生活動  2021.02.24

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コミバス路線図 見やすく 津島市発表 学生提案の最優秀作

ふれあいバス路線図デザインの優秀作品に選ばれた瀬戸さん(左端)、吉田さん(左から2人目)、東さん(右端)。ディスプレーは吉田さんの作品で、2021年度中から使用される=津島市本町1の市観光交流センターで

ふれあいバス路線図デザインの優秀作品に選ばれた瀬戸さん(左端)、吉田さん(左から2人目)、東さん(右端)。ディスプレーは吉田さんの作品で、2021年度中から使用される=津島市本町1の市観光交流センターで

 津島市は23日、協定を結ぶ名古屋芸術大(北名古屋市)の学生から募った市のコミュニティバス「ふれあいバス」路線図のデザイン優秀作品を発表した。最優秀賞に2年の吉田海斗さん(19)の作品が選ばれ、デザインを基にした新たな路線図が2021年度中から使われる。

 津島市と大学は15年から協定を結び、ふれあいバス停留所標識デザインを作成するなどしてきた。今回は同大芸術学部芸術学科ヴィジュアルデザインコース2年の24人が昨年秋から路線図の歴史を学んだり、市民の話を聞いたりしてそれぞれデザインを制作。その中から市が選んだ。

 同市本町1の市観光交流センターで表彰式があった。吉田さんは「色覚障害者を含め、誰にも見やすいように文字の大きさや色にこだわった」と語った。入賞には東風花さん(20)と瀬戸瑞季さん(20)が選ばれた。

 この日はバスの利用促進について、学生4グループによる発表もあった。内容は同センターで28日まで展示される。(下條大樹)

(2021年2月24日 中日新聞朝刊尾近知総合版より)

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