進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ

中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2020.01.17

この記事の関連大学

中部大の「美」 マップに 建築や作品、四季を紹介

キャンパス内の芸術作品が一目で分かるアートマップ=春日井市松本町の中部大で

キャンパス内の芸術作品が一目で分かるアートマップ=春日井市松本町の中部大で

 創立80周年を迎えた春日井市松本町の中部大は、キャンパス内にある建築や彫刻、絵画といった美術作品をまとめたアートマップを初めて作成した。企画編集に携わった同大民族資料博物館の原田千夏子学芸員(49)は「マップを参考にキャンパス内を散策し、大学をより多くの人に知ってもらいたい」と話す。

 これまで大学の施設を紹介する冊子でアート作品に触れることはあったが、アート作品に特化したものは制作したことがなかったという。マップは片手で持てるA4半切サイズで、誰でも入場できるオープンスペースに点在する計30点のアート作品を写真とともに紹介している。

 アート作品は大西良三前学園長(2016年に86歳で死去)や飯吉厚夫理事長が、交流のあった芸術家から寄贈を受けたり、購入したりしたものが中心。「明るく伸びやかな印象を受ける作品が多い」と原田さん。「未来ある学生に希望を与え、見守るような温かい視点がうかがえる」

 キャンパスの四季折々の風景を紹介するページもある。2号館に咲く枝垂れ桜や、一面銀世界のロタンダのある広場など、大学の職員らが撮影した色鮮やかなカラー写真を載せた。

 アートマップは1号館1階の受付に置かれている。原田さんは「ぜひ手に取って、中部大の芸術や自然に思いをはせてほしい」と利用を呼び掛けている。(小林大晃)

(2020年1月17日 中日新聞朝刊近郊版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ