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お知らせ  学生活動  2019.11.20

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連携プログラム 「造形」の楽しさ伝授 日福大生、武豊高で講義

透明なシートに描いた絵を空に透かして眺める生徒ら=武豊高で

透明なシートに描いた絵を空に透かして眺める生徒ら=武豊高で

 日本福祉大(美浜町)の学生らによる出張講義が18日、武豊町の武豊高校であり、同校子ども発達コースの生徒32人が保育における造形活動について理解を深めた。

 日本福祉大と武豊高の高大連携プログラムの一環。本年度3回目の講義となる今回は「色と光を感じて楽しもう」をテーマに、遊びを実践しながら、造形活動では自由に表現することや楽しむことが大切であることを学んでもらうのが狙い。

 同大子ども発達学部保育専修の江村和彦准教授と、保育士など子どもに関わる仕事を目指している学生9人が参加。生徒たちは学生らとともに、カラフルなビニール袋で大きな風船を作ったり、透明なシートにクレヨンで思い思いに絵を描いたりして、造形の楽しさを実感した。このほか、学生たちが保育所や児童養護施設での実習で経験した楽しかったことやつらかったことなどを発表する場面もあった。

 同大3年松本彩夏さん(21)は「造形や美術というと苦手意識を持っている子も多いけど、結果だけではなく、取り組む過程が大切だということを伝えたかった」と話した。同校2年の生徒(17)は「実習の話など、自分の将来につなげていけるようなことを聞けて勉強になった」と笑顔を見せた。(鈴木佐歩)

(2019年11月20日 中日新聞朝刊知多版より)

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