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高校野球 スポーツ  2020.09.27

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中京大学附属中京高等学校

中京大中京 畔柳 圧巻8イニング12K

12奪三振の力投を見せた中京大中京の畔柳亨丞投手=名古屋市の熱田愛知時計120スタジアムで(麻生和男撮影)

12奪三振の力投を見せた中京大中京の畔柳亨丞投手=名古屋市の熱田愛知時計120スタジアムで(麻生和男撮影)

■愛知県大会 初回先頭から5連続、3回2死から4連続

 秋季高校野球愛知県大会準々決勝が26日、名古屋市の熱田愛知時計120スタジアムであり、中京大中京は誉に9-2で8回コールド勝ちし、4強入り。至学館、東邦、中部大春日丘も勝ち上がった。三重では海星が3位決定戦で勝ち、秋季東海大会(10月24、25、31日、11月1日、三重・ダイムスタジアム伊勢、四日市市営霞ケ浦第一)出場を決めた。決勝は三重が松阪商に勝ち、優勝した。静岡では準決勝があり、藤枝明誠、常葉大菊川が東海大会の出場権を得た。

■東海切符へあと1

 中京大中京の最速151キロ右腕が奪三振ショーを繰り広げた。先発のエース、畔柳亨丞投手(2年)が8イニングで12奪三振。初回先頭から5者連続三振で立ち上がると、3回2死からは4者連続三振と圧巻の投球を見せた。「自分は三振を取る方なので。丁寧に投げた結果」と直球、チェンジアップで空振りの山を築いた。

 連打を許した5、7回に失点したが、ともに1失点のみで切り抜けた。3回戦の愛産大三河戦で自己最速を1キロ更新する151キロを計測。2年秋の時点の球速では、前チームの絶対的エースだった高橋宏の148キロを上回っているが、「スピードだけじゃないので。まだまだ」と慢心はない。

 27日の準決勝・至学館戦に勝てば、5年連続の秋季東海大会出場が決まる。「連覇も懸かっているけど、目の前の相手に立ち向かって、一戦必勝で頑張る」。まずは決勝進出を決めて、来春センバツへの道を切り開く。 (麻生和男)

▽準々決勝(熱田愛知時計120スタジアム)
中京大中京 00310005|9
誉 00001010|2
(8回コールドゲーム)
(中)畔柳-西川
(誉)川崎-藤垣

(2020年9月27日 中日スポーツ17面より)

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