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高校野球 スポーツ  2020.07.05

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中京大学附属中京高等学校

高校野球 夏季大会2020 中京大中京が好発進

 「夏季県高校野球大会」が4日開幕し、182チームが「野球王国・愛知」の頂点を目指す熱戦が始まった。この日は五球場で1回戦11試合があり、春の選抜出場を決めていた中京大中京は、現校名で最後の夏だった名南工にコールド勝ち。強豪の東邦や愛産大三河も2回戦に駒を進めた。5日も1回戦を予定し、愛工大名電などが登場する。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で今春の選抜に出場できなかった中京大中京が、新たな目標に定めた“愛知制覇”に向けて好発進した。

 印出太一主将(3年)が1回の好機で初球を捉えた適時打を放つなど、打線の勝負強さは健在。「チームバッティングができなかった」(高橋源一郎監督)と反省点もあるが、随所で鋭い打球が見られた。投手陣もエースの高橋宏斗投手(同)を温存しながら相手打線を零封した。

 昨秋の明治神宮大会決勝以来の公式戦。印出主将は「楽しみながら野球ができている」と手応えを口にする。中止になった選抜の出場校で8月には甲子園交流試合もある。「愛知で勝って甲子園に行く」。主将の冷静な口調に、闘志がこもる。

名南工00000000―0
中京大中京11002003x―7
(8回コールドゲーム)
(名)武藤-辻丸
(中)奥村、望月-印出

(2020年7月5日 中日新聞朝刊県内版より)

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