お知らせ 2025.11.27
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地元舞台のゲームできた 多治見西高生 体験会で子どもたちに贈る

タジミー王国が舞台のゲームを制作したマンガ部の生徒ら=多治見市常盤町で
ゲームには、名刹(めいさつ)・虎渓山永保寺など多治見の風景が描かれている。灼熱(しゃくねつ)の大王のせいでタジミー王国がピンチになり、王国に伝わる武器や防具を使って国を救う設定。参加者は勇者、魔法使い、格闘家のいずれかをコマとして選び、サイコロを振ってゴールまで30マスを進む。
怪物と戦うモンスターマスでは3~6の目が出ると勝利となり、武具や衣装が手に入る。フル装備を手に入れないと大王と戦えず、ゴールできない。人に見立てたコマは、最初にさまざまな形の目や髪形を選べる。マスには空欄を設け、そこに「1回休み」や「バツゲーム」などを自由に置けるように工夫した。
同市常盤町の市子ども情報センターの依頼で制作。8日には体験会があり、マンガ部の9人と子ども10人が参加。終了後にはゲームを子どもたちにプレゼントした。同市脇之島小4年の児童は「(コマやマスの絵が)上手にかわいく描かれていて楽しかった」と話した。
部長の生徒は「子どもたちが心を開いてくれて楽しかった」と笑みをこぼした。(吉本章紀)
(2025年11月27日 中日新聞朝刊東濃総合版より)
