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お知らせ 2025.11.14

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豊川高等学校

豊川高生 創業糸口探る 商店街歩き 課題聞き取り

喚田さん(左)に話を聞く豊川高の生徒たち=豊川市門前町で

喚田さん(左)に話を聞く豊川高の生徒たち=豊川市門前町で

 地域の課題を解決する創業プランを練ろうと、豊川高校(豊川市)の1年生92人が13日、豊川稲荷近くの豊川商店街で課題や現状を調査するフィールドワークに取り組んだ。

 市が2022年度から市内の高校を対象に実施する創業教室の一環。同校では10月下旬から全5回の日程で、市都市計画課職員や商店街の事業者らが地域課題を話し、生徒たちが19班に分かれて空き店舗や観光、若者などのテーマ別に解決策を考案してきた。

 現地視察は解決策の実現可能性を探り、新たなヒントを得て再考してもらう目的だ。写真館「ライフスタジオ豊川店」や市観光案内所など3カ所を順に巡った。

 「甘味処よび田屋」(同市門前町)では、オーナーの喚田恵子さん(46)が店の立地に触れ、「この通りで昼間に開いている飲食店はここだけ。人通りが寂しい」と説明。生徒たちは商品開発などについて質問しつつ、「学割があるとありがたいかも」「温かいものがほしい」などと積極的にアイデアも出した。

 交通の解決策を考えている生徒は「実際に来てみると歩道が狭く、活気も少ないと感じた」と印象を語った。生徒たちは最終の解決策をまとめ、14日に校内で発表する。(世古紘子)

(2025年11月14日 中日新聞朝刊東三河版より)
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