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お知らせ 2019.07.17

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東海高等学校

本の魅力紹介 競う 東海高に7校の代表ら

「三日間の幸福」の魅力を語る佐橋さん=東区の東海高で

「三日間の幸福」の魅力を語る佐橋さん=東区の東海高で

 県内の私学高校生が本の書評を競うビブリオバトルが13日、東区の東海高校であった。市内7校の代表者がお薦めの本の魅力を熱く語り、椙山女学園高校3年の佐橋さん(18)の「三日間の幸福」(三秋縋著)がチャンプ本に選ばれた。 (松野穂波)

 代表者の7人は、本のストーリーや好きな登場人物、心に響いた表現などを5分間で紹介。生徒や学校関係者ら約110人が聴講し、最も読みたくなった1冊に投票した。

 三日間の幸福は、お金に困った大学生の主人公が30年分の寿命を売り、余命3カ月となる物語。佐橋さんは「価値ある人生とは何でしょうか?」と聴衆に問い掛け、この本を読んだ自身の答えとして「誰かを愛し、誰かに愛される人生」と述べた。

 このほか、金城学院高校3年八神さん(17)の「発想力を鍛える33の思考実験」(北村良子著)が2位、東邦高校1年石川さんの「No.6」(あさのあつこ著)が3位だった。

 1978年から続く私学合同読書会のテキスト本選考を兼ねており、11月にチャンプ本を読み込む読書会を金城学院高校(東区)で開く。

(2019年7月17日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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