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高専、大学、大学院の9年間 金沢工大が一貫教育構想

 金沢工業大、金沢工業高等専門学校を運営する学校法人金沢工業大学は2日、高専、大学、大学院(修士課程)の9年間一貫教育構想を明らかにした。将来的には9年間、全て英語での授業を行い、国際的に活躍できる日本的なものづくりエリート技術者を養成したい考えという。

 同大は旧「かんぽの郷白山尾口」(白山市瀬戸)の敷地約6.5ヘクタールと宿泊棟などの建物を同市から購入。金沢工大学園白山キャンパスとして、宿泊棟を大学、高専の研修、研究センターとして利用するほか、高専1、2年生用の全寮制校舎を建設し、2018年4月開校を目指している。

 構想では高専の定員を現行の120人から90人に減らす一方、外国人教員らを増やし、少人数教育を実施。高専3年生を1年間、ニュージーランドなどに留学させ、英語力と国際感覚を身に付けてもらう。外国人も生徒として積極的に受け入れる。

 同日、泉屋利郎理事長、ルイス・バークスデール高専校長らが市役所で山田憲昭市長に構想を説明。泉屋理事長は「(教育環境を整えるのに)何年かかるか分からないが、何としても成し遂げたい」と意欲を見せた。 (松本芳孝)

(2015年10月3日 北陸中日新聞朝刊石川県内版より)

[2015.10.03]

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