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鈴鹿医療科学大学 4年制医療系大学のパイオニアとしてチーム医療に対応できるスペシャリストを育成
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特色ある医療人底力教育で高度な知識と技能を修得する

全学部の1年次の学生が学ぶ白子キャンパス

全学部の1年次の学生が学ぶ白子キャンパス

 日本初の4年制医療系大学として1991年に開学した鈴鹿医療科学大学。現在は4学部9学科11専攻分野・2研究科を設置。緑豊かな環境に恵まれた三重県鈴鹿市の千代崎・白子の2キャンパスで、医療や福祉のスペシャリストをめざす約2,700人が学んでいる。

 「科学技術の進歩を真に人類の福祉と健康の向上に役立たせる」を建学の精神とし、また「知性と人間性を兼ね備えた医療・福祉スペシャリストの育成」を教育の理念とする同大学では、時代の変化によって増え続ける医療・福祉の専門職の需要に応える人材を養成。これまでにも社会や医療界の変化に柔軟に対応しながら改組を行ってきている。2019年4月には保健衛生学部の理学療法学科を改組し「リハビリテーション学科」を開設予定。作業療法士の養成課程は三重県の大学では初めてとなり、超高齢社会でますます増える認知症や、脳卒中の後遺症などに対応し、チーム医療や地域包括ケアの一翼を担える人材を養成する。また同時に鍼灸サイエンス学科に「鍼灸・スポーツトレーナー学専攻」を開設。鍼灸師に加え、1年次から3年次の授業でスポーツに関連する教養や技術を学ぶことで、JATI(※1)とNESTA(※2)の各々が認定するトレーニング指導者(JATI)とパーソナルフィットネストレーナー(NESTA)の受験資格も得ることが可能。将来的にスポーツ選手や運動愛好者への健康やコンディショニング指導を行う道も開かれる。

 同大学では医療界の多職種連携という課題に対して医療・福祉の総合大学の強みを発揮し、2014年に「医療人底力教育」を開始。1年次全員が白子キャンパスに集結し、学部学科の垣根を越えた全学科混成のクラス編成で共通の基礎教育を受講。職種を越えて必要な技術や知性、倫理観を高いレベルで養う。また3〜4年次では医療現場での実習や、学科を横断した多職種チームを編成し模擬患者へのアプローチなどを学修。課題解決力も身につけていく。さらに2017年からはキャンパスに併設する特別養護老人ホームでの実習体験も実施。即戦力で活躍できる人材を育成し続けている。

学外との多彩な連携を展開 就職も手厚くサポート

医療人底力教育(救急救命)の様子

医療人底力教育(救急救命)の様子

 近年の医療・福祉分野のめざましい進歩に対応するため、学外のリソースや知見と積極的に融合し、新たな研究成果を生み出している。代表的な例が、身体機能の改善・補助・拡張・再生が可能な世界初のサイボーグ型自立動作支援ロボット「ロボットスーツHAL®」(サイバーダイン社)。中部・近畿地区の拠点となる「鈴鹿ロボケアセンター」を学内に誘致し、医療介護機器などの研究開発を行っている。またHAL®を利用したカリキュラムをいち早くリハビリ教育に導入。学生は最先端の機能再生療法を学ぶことができる。

 さらに鈴鹿市や日清オイリオグループと産学官連携を行い、健康寿命延伸を目的とする中鎖脂肪酸の共同研究も展開。低栄養状態にある高齢者の認知症発症リスクの軽減・進行抑制に有益である可能性が示された。薬膳の研究でも他大学をリード。「日本風土・日本人に合った薬膳」を追求するとともに、現代人の健康増進や疾病予防に貢献する研究を行っている。

 国家資格取得へのサポートをはじめとしたキャリア支援も充実の体制を整備。3年次から就職ガイダンスを行い、適性検査や面接対策講座などのバックアップを行う。また専門職としての公務員をめざす学生のために公務員試験対策講座も開講。キャリアコンサルタントの国家資格を持つ就職指導スタッフも一人ひとりをサポートする。さらに今年度、教育改革プロジェクトチームを立ち上げ、国家試験合格率100%をめざしていく。こうした手厚い教育で8,300人を超える卒業生が、全国の医療機関や福祉施設などさまざまな職場で活躍。医療・福祉のスペシャリストとして社会に貢献し続けている。
※1 日本トレーニング指導者協会
※2 全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会

馬場野 遥さん

大阪市立大学医学部附属病院 中央放射線部 診療放射線技師 馬場野 遥さん 2013年度 保健衛生学部 放射線技術科学科 卒業

今できることを精一杯行い、信頼される診療放射線技師に

 中学生のときに診療放射線技師という仕事を知り、その姿に憧れてこの職業をめざすことを決意しました。大学時代に印象的だったのは3年次の「診療画像技術実習」です。長時間の実習はとても大変でしたが、みんなで考え話し合うことで、チームとして頑張る力が身につきました。

 現在の職場では入職1年目から放射線治療を行っています。最初は私にできるだろうかと不安もありましたが、もともと放射線治療に興味を持っていたこともあり、「やるぞ」という気持ちが大きくなり、今は早く先輩方に追いつけるように頑張っています。この治療の難しいところは放射線を照射する患部の位置合わせです。患者さんによって体型や患部の症状が違うため、位置を合わせる作業は重要です。患者さんの不安を取り除くよう丁寧に説明するなど、自分に今できることを精一杯行っています。

 他にもX線撮影や血管造影、CTも担当していますがどれもそれぞれに難しく、毎日が緊張の連続です。スムーズに撮影が終わり、患者さんに「ありがとう」と言われることがやりがいにつながります。これからも患者さんや医師から信頼されるよう、レベルアップしていきたいと思います。

HP http://www.suzuka-u.ac.jp
千代崎キャンパス 三重県鈴鹿市岸岡町1001番地1
白子キャンパス 三重県鈴鹿市南玉垣町3500番地3
お問い合わせ TEL:059-383-8991(代表)
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