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大同大学 人材育成の礎にある「実学主義」 長期的な視野で学生の自己実現を支える
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1年次から実践を積み重ね社会人基礎力を着実に伸ばす

一人ひとりの思いを引き出す対話を重視

一人ひとりの思いを引き出す対話を重視

 産業と社会への貢献をめざす「実学主義」を理念とし、未来に実を結ぶ教育と研究に情熱を注ぐ大同大学。1964年に機械工学科と電気工学科の2学科を擁した「大同工業大学」として開学して以来、50年以上に亘って、産業界の要請や時代のニーズに応え、発展を遂げてきた。知識・技術と、社会人に欠かすことのできない基礎力を身につけた人材を育成し続け、多様な分野に送り出している。

 学生一人ひとりの5年先、10年先を見据えた実学教育は、入学間もない1年次から始まる。2016年度からは、社会人基礎力「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」を伸ばす独自プログラムを強化した。そのひとつが、情報学部で1年次後期と2年次前期に開講される演習科目「社会実践1・2」。ディスカッションやプレゼンテーション、グループワークなどのアクティブラーニングが取り入れられ、課題発見・課題解決の手順が体験的・実践的に学べる。活動の一環として、学生は地元企業との連携プロジェクトにも挑む。2017年度はグループごとにビジネスプランを提案。実社会の課題と向き合ってアイデアを出し、仲間と何度も議論を重ね、ときには連携企業から厳しい指摘を受けながら、ビジネスの現場で求められる力を鍛える。その挑戦を支えているのが、SA(スチューデンドアシスタント)を務める学部の上級生たち。個別の質問・相談に応じる授業サポーター、議論を活性化させるファシリテーターとして動き、後輩が主体的に学べるように“学生の目線”から手を差し伸べる。指導・支援を実践することは、幅広い知識の修得、対話力や実行力、柔軟性などの養成につながるため、SAにとっても成長のチャンス。学生同士が互いに学び合い、共に成長する機会となっている。

 また、「社会実践1・2」では、学生の社会人基礎力を可視化するため、同科目の受講前と受講後にテストを実施。主体性、規律性、働きかけ力、課題発見力が約20〜40%も伸びたという結果が出ている。壁にぶつかっても自ら考えて行動を起こし、仲間と試行錯誤を積み重ねて乗り越える経験が、それぞれの潜在力を引き出すのだろう。そんな成長をさらに後押しするのが、各学科・専攻の専門教育だ。学科毎の専門教育においても社会に実在する課題がテーマであったり、企業から提示された課題に取り組むなど実践的な学びが多く、学生達は初年次に繰り返し実践した課題発見・課題解決のプロセスを応用していくことになる。こうした実践的な学びを通して幅広い業界・業種で通用する社会人基礎力が磨かれ、専門力が培われる。

手厚い就職支援も初年次から段階的に実施

少人数ゼミ形式の就職フォローアップ講座も実施

少人数ゼミ形式の就職フォローアップ講座も実施

 社会人基礎力の養成とともに、卒業後の自己実現に向けた就職支援も早期にスタート。キャリアセンターが1年次前期から2年次後期にかけて「就職力アップセミナ」を4段階で開講し、自己分析や職業研究などのプログラムを実施している。3年次からは就職活動に直結した「就職ガイダンス」「就活セミナ」などで学生をサポート。一方で、産業界との太いパイプを活かし、単位が認められるインターンシップのサポートを行い、また、500社を超える企業・団体が参加する学内合同企業説明会も毎年開催している。さらに、各学部・学科の指導教員とキャリアセンターの職員が連携して実施する「対面指導」を重視。一人ひとりの思いを引き出す対話によって、より自分に適した進路を選択できるよう後押ししている。

 2017年度卒業生の就職率は97.7%と高水準を維持。短期的な就職力に留まらず、学生一人ひとりが社会で生き抜くための「就業力」の養成を大切している。その教育の成果は何十年先にも真価を発揮するだろう。ゆるぎない実学主義のもとで育った人材が、社会を、未来を、自分の人生を輝かせていく。

深谷 結衣さん

株式会社大林組 生産設計部 深谷 結衣さん 2017年度 工学部 建築学科 建築専攻 卒業

めざすのは、人の気持ちをカタチにできる現場監督

 父が建設業界で働いていた影響もあり、建築分野に興味を持ち、建築専攻で学びを深めました。製図で使う鉛筆の削り方ひとつに意味があることなど、基礎的なことから丁寧に教えていただきました。最も印象に残っている3年次の「建築設計3」の授業では、自分の母校である小学校を題材に設計しました。単純に建物のデザインだけを考えるのではなく、小学校の持つ背景や意義、思い入れなどをすべて一つの「物語」として組み上げました。この授業によって、思いをカタチにする楽しさを知りました。建築専攻では実在する建物や課題が題材になることが多く、実践的な学びを通じて「将来は人の気持ちを理解し、カタチにできる人になりたい」という思いが芽生え、就職活動の軸になりました。先生やキャリアセンターの方々の親身なご指導のおかげで、希望通りの道に進めたと心から感謝しています。

 この4月から、街のランドマークとなる建物の現場監督としての知識・技術を学ぶため、生産設計部という部署にて研修しています。日々、勉強の毎日ですが、様々な職種の人と力を合わせ、女性ならではの視点で人の気持ちをカタチにできる現場監督をめざして、頑張っています。

HP https://www.daido-it.ac.jp/
キャンパス 名古屋市南区滝春町10番地3
お問い合わせ 入試・広報室 フリーダイヤル:0120-461-115
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