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日本福祉大学 多様な地域連携や新制度導入・学部新設で教育が充実 地域に根ざし、世界を目ざす「ふくしの総合大学」へ
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社会福祉学部が4専修制へ スポーツ科学部も新設

 建学の精神から生まれた「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」の使命のもと、健康・医療、福祉・経済、教育・発達の領域において活躍する人材を輩出する日本福祉大学。8学部・10学科を有する「地域に根ざし、世界を目ざす“ふくしの総合大学”」として日々発展し続けている。

 同大学では今年度、社会福祉ニーズの多様化と増加に対応するべく、社会福祉学部に「行政専修」「子ども専修」「医療専修」「人間福祉専修」の4専修制を導入。「行政専修」では国家・地方公務員、「子ども専修」では児童相談員やスクールソーシャルワーカーなどをめざす人材を育成。「医療専修」では医療ソーシャルワーカー、「人間福祉専修」では高齢者や障害者を含むすべての人を援助するスペシャリストを養成する。いずれも専門知識やスキルを身につけるだけではなく、専修間の相互連携や他学部、他大学と連携する「多職種連携教育」により福祉の総合力を育成。地域包括ケアの現場で活躍できる人材を輩出していく。

 さらに今年度、新たに「スポーツ科学部」を開設。「スポーツを360度科学する」を掲げ、教育や文化、福祉など多方面からスポーツを学習、研究する教育環境を提供。学部開設に合わせて新設された4階建てのスポーツ科学部棟「Sports Lab SALTO」には、バスケットボールの公式コート3面がとれるスポーツ演習室やランニングコース、スポーツ生理学やバイオメカニクスなどの各種実験やダンススタジオまで完備されている。

 また2014年に採択された文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(COC※1)」にともない、学生たちは知多半島を拠点に幅広い学びを展開。美浜キャンパスや半田、東海市の中心市街施設に拠点となる「Cラボ」を置き、各地域と学生との交流を促進。地域や産業界と連携して行うPLA(参加型学習行動法)を通じて地域の課題を見つけ、その解決に主体的に取り組める「ふくし・マイスター(2018年に初認定予定)」を養成する。こうした取り組みは文部科学省からもA評価を受けるなど高く評価されている。

 外国語教育では学生の基礎学力向上を図るだけではなく、イリノイ大学やチャールズスタート大学など海外提携校との相互留学やグローバルフィールドインターンシップの実施などを通してグローバル社会に柔軟に対応できる力を身につけていく。同時に「日本語教育センター」も開設、留学生や外国人技能実習生のための支援プログラムも提供する予定だ。

社会福祉士現役合格第1位 キャリア支援ラボも創設

美浜町立上野間保育所でのフィールドワーク

美浜町立上野間保育所でのフィールドワーク

 同大学ではこうした充実の学びだけではなく、キャリア支援もきめ細かにバックアップする。特に同大学の強みでもある国家資格の取得は高い実績を誇る。中でも力を注ぐ社会福祉士の現役合格者数は157名で全国1位、その合格率は全国平均を大きく上回る41.3%だ。また精神保健福祉士や理学療法士、作業療法士なども合格者を多数輩出。介護福祉士取得者数は34名、保育士は150名、教員免許は333名とこちらも多い。これらの資格取得のためのサポートも充実している。

 また同大学の「卒業時における質保障の取組の強化」が文部科学省の「大学教育再生加速プログラム(AP)」に採択。キャリア支援においても個々の学生に対して教務、就職、学生生活の側面から学修到達状況を表示する「統合学生カルテ」を活用し、一人ひとりに手厚い支援を行っている。さらに公務員や教員をめざす学生のために「キャリア支援ラボ」を創設。自由に使える学習スペースをはじめ、常駐専任スタッフによるアドバイスや専門職養成に力を入れる各学部のカリキュラムと連動した講座の開講など、学生の希望の進路を叶えるために尽力し続けている。

※1 Center of Community

渡邊 仁美さん

経済産業省中部経済産業局 地域経済部 次世代産業課 ヘルスケア産業室 渡邊 仁美さん 2000年度 経済学部 経済学科 卒業

強い経済が福祉につながることを信じて

 大学で経済学や福祉分野を学ぶうちに、「強い産業構造が雇用を創出し、高齢者や障害者も含めたすべての人々の生きがいを生み出すことになる」と実感。こうした仕事に携わりたいと思い、公務員をめざしました。

 現在は国の重要施策のひとつである医療機器産業参入に関わる環境整備の仕事を行っています。中部地区は自動車産業や航空機産業が盛んな地域。最先端技術はもちろんのこと、誰もが真似できないような職人技を持つ世界的な技術を持つメーカーも多く存在しています。これらの企業が医療機器産業に参入するために、企業向けセミナーや展示会、法規制勉強会、商談会などを企画・推進。時には県や市の団体、東京の本省とも連携を取りながら行うこともあります。

 仕事を通して感じるのは、国内外の医療機器関連企業から寄せられる中部のメーカーへの期待。海外の医療機器メーカーが自動車部品の加工を行う企業に部品製作を依頼することがあるなど、中小企業への依頼や期待も高まっています。今後はより多くの企業の医療機器産業参入を促し、中部エリアが国内有数の医療機器製造拠点となることを願っています。

HP http://www.n-fukushi.ac.jp
美浜キャンパス 愛知県知多郡美浜町奥田
半田キャンパス 愛知県半田市東生見町26-2
東海キャンパス 愛知県東海市大田町川南新田229
お問い合わせ 入学広報課 TEL:0569(87)2212
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