大学の新聞

日本福祉大学 新たな学部や専修制によって専門性と総合力を備えた人を地域と世界へ
大学情報を見る
資料請求・願書請求

スポーツ科学部(※1)を新設 社会福祉学部も4専修に

 1953年に開校し、57年に日本初の4年制社会福祉学部を有する大学へと発展した日本福祉大学。建学の精神から生まれた「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」の使命のもと、「健康・医療」(いのち)、「福祉・経済」(くらし)、「教育・発達 」(いきがい)の3つの学びを柱に福祉の研究と教育に尽力。福祉という言葉の意味を「人間の幸せ」と捉え、すべての人が幸せに生きるための活動を支える「ふくし」の総合大学として、人材の育成に取り組んでいる。

 全7学部で構成される同大学は昨年4月に東海キャンパスを開設。また来年4月には美浜キャンパスに「スポーツ科学部(※1)」が誕生予定だ。トレーニング科学だけではなく教育・文化・福祉・心理・医学・社会・経営などあらゆる方面からスポーツと向き合って実践力や指導力を養い、人間力も養成する。数々の国際大会で注目が高まる昨今、「すべての人々にスポーツの楽しさと喜びを提供する人材の育成」をめざす。履修モデルはトレーニング科学系、スポーツ教育系、ふくしスポーツ系の3つで構成。これらの学びや実習を通して指導力や企画力、組織力、問題解決能力を養成。多岐にわたる分野で活躍できる人材育成に取り組んでいく。

 また社会福祉学部も来年4月から「行政専修」「子ども専修」「医療専修」「人間福祉専修」の4専修制へと移行。各専修の専門分野に対する充実した学びはもちろんのこと、相互の連携も重視し、実際の地域社会における社会福祉ニーズの多様化や、保健・医療・福祉の協働に対応できる力を身につける。またすべての専修で社会福祉士の資格取得を支援するのも特徴のひとつだ。

 「行政専修」では国家・地方公務員や司法分野の専門職を志す学生が学び、「子ども専修」では児童相談所などの児童福祉施設で相談・援助を担う専門職を育成。「医療専修」は医療ソーシャルワーカーや精神保健福祉士を養成する。高齢者や障害者などすべての人を支援する人材を育てる「人間福祉専修」では、福祉の知識や技術を異なる分野で活かす力も育むことができる。

産学連携や資格取得 就職支援にも注力

めざす進路に応じた最適な就職・キャリアサポート体制

めざす進路に応じた最適な就職・キャリアサポート体制

 昨年度はセントレア(中部国際空港)と産学連携協定を締結。地域社会の発展に貢献することを目的に、セントレアホテルでのインターンシップや新入生セミナー、経済学部の学生による空港でのアンケート調査などさまざまな学びを展開している。今後は空港内にサテライトキャンパスを設けて正課科目「セントレア グローバルキャリア セミナー」を開講予定。また他の地域企業との産学連携も積極的に行っている。

 こうした多彩な学びだけではなく、キャリア支援も手厚くバックアップ。特に同大学の強みである国家資格取得実績は優秀だ。中でも力を注ぐ社会福祉士の現役合格者数は122名を誇り、現役合格率31.8%は全国平均を大きく上回る。また精神保健福祉士や理学療法士、作業療法士なども合格率が高く、さらに介護福祉士取得者数は34名、保育士は134名、教員免許は延べ325名とこちらも高い実績だ。

 これらの資格取得のためのサポートも充実。社会福祉士を目指す学生には社会福祉士実習教育研究センターが実習を支援するほか、特別講座も設け、合格に向け徹底的に支援。教員採用試験も学部教員による日常的な指導に加え、教職課程センターなど大学全体でバックアップを行っている。

 他にも企業、福祉・医療、公務員の業界研究会や学内就職説明会などを開催し、学生一人ひとりの希望に沿った就職を支援。狠もが大切にされる社会づくり”を担う人材の成長を目指す。

※1 2017年4月設置認可申請中。内容は予定であり、変更の場合があります。

松谷 拓野さん

長崎家庭裁判所 家庭裁判所調査官 松谷 拓野さん 2008年度 社会福祉学部 卒業

「発達心理学等の知識や技法が子どもの心を見いだす礎に」

 家庭裁判所調査官は、少年事件の調査を行うほか、家事事件の審判や調停等において、解決に向けた調査や調整を行います。家事事件における親権や面会交流などの調査では、父又は母の生活環境や経済状況などに関する情報を集めたり、子どもから意向等を聴取したりして報告書にまとめます。調査は、あらかじめ子どもの発達状況や性格などの情報を得てから行うのですが、すでに父母が別居している場合、子どもは自分の気持ちよりも同居している親への気づかいを優先して、「お母さん(又はお父さん)と一緒にいたい。」ということがあります。

 親の紛争に巻き込まれた子どもの心情等を把握、理解するのには、大学で学んだ臨床心理学や発達心理学等の知識・面接技法が役立っています。また、家庭裁判所調査官となってからも研修を受けたり、自己研鑚に励み、専門性の向上に努めています。

 調査活動を通じて、父や母に子どもの葛藤や心情を理解してもらい、子どもにとって最良の解決策を一緒に見いだせたときには達成感があります。これからも子どもやその家族の幸せを念頭に置きながら仕事をしていきます。

HP http://www.n-fukushi.ac.jp
美浜キャンパス 愛知県知多郡美浜町奥田
半田キャンパス 愛知県半田市東生見町26-2
東海キャンパス 愛知県東海市大田町川南新田229
お問い合わせ 入学広報課 TEL:0569(87)2212
大学情報を見る
資料請求・願書請求