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南山大学 「個の力を、世界の力に。」をビジョンに国際的な人材育成とキャリア形成を支援
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キャンパス統合でより質の高い教育環境に

 「キリスト教世界観に基づく学校教育」を建学の理念に掲げる南山大学。その具体的な方向性として、「人間の尊厳のために」を教育モットーに他者と自己の尊厳を尊重し合える心を育み、時代の先を見据えた国際教育を実践している。

 「One Campus Many Skills」をコンセプトに、同大学では2017年、全学部・全学科を名古屋キャンパスに統合する。それに先駆け、2015年に理工学部および理工学研究科が移転。2017年には総合政策学部が同キャンパスに移転し、新棟竣工も予定している。また、キャンパス内に情報センターと国際センターを設立し、加速する情報社会に対応し、次世代をリードする人材育成に向けて教育環境を整えていく。

 さらに2017年4月、国際教養学部国際教養学科を開設する。ここでは「グローバル・スタディーズ」と「サステイナビリティ・スタディーズ」の2つを学びの柱とし、外国語能力・教養力・探求力・実践力の4つを養うカリキュラムで構成。学部での学びを通し、文化間の摩擦で生じる国際社会の諸問題を理解・分析しながら、解決に向けて他者と恊働し積極的に行動できるグローバルリーダーを養成する。

 「個の力を、世界の力に。」をビジョンに掲げる同大学では、すべての教育を一つのキャンパスに集約することで、さらに質の高い教育と研究を提供する。名古屋の中心地にあり利便性の高いキャンパスは、“国境のない学びの場”。他学部・他学科間での学生や教員の交流を活性化し、相互に高め合っていける環境を創出していく。

 また、2017年を機に1年を4回に分けて授業を履修できる「クォーター制」を導入。履修計画が柔軟に組み立てられる他、さまざまな留学プログラムに積極的に挑戦できる環境整備が進んでいる。

多彩なプログラムでキャリアデザインを支援

就職委員会委員長の吉田敦教授(理工学部ソフトウェア工学科)

就職委員会委員長の吉田敦教授(理工学部ソフトウェア工学科)

 同大学では、自ら進路を選択できるよう、多彩なプログラムを用意しキャリア支援を行っている。「キャリアサポートプログラム」、「インターンシップ」「就職支援プログラム」の3つを柱に体系的に展開。1年次から将来の夢や目標を持つきっかけを提供し、職業観を培う。

 キャンパス統合に伴って、キャリア支援室では学生の自主性を尊重しながら、文系、理系それぞれに合った方法で就職活動をバックアップ。より充実した支援を図るため、キャリア・カウンセラーや学生就職支援スタッフの他、卒業生によるキャリア・アドバイザー制度を設置している。現在、20代から70代まで約150名が登録し、学内講演会でさまざまな立場からアドバイスを行っている。

 「就職活動体験記」は、約2600人の先輩の記録から生きた就職情報が得られる。企業情報から面接のポイントまで、貴重な情報が満載で、専用Webページへの閲覧数は年間29万アクセスを超える。

 インターンシップにも注力し、共通教育科目「インターンシップ研修」では、事前事後で15回の研修を実施。ビジネスマナーを学んでから、5日間以上の企業研修を行う。昨今は、正課外の「自己啓発型インターンシップ」に参加する学生も増加傾向にある。

 その他、上場企業400社が参加する「学内会社説明会」や、専任カウンセラーが面接官を担当する「模擬面接室」も、多数の学生が活用。こうしたきめ細かなサポート体制のもと、2015年度は98.4%と高い就職率を誇る。就職委員会委員長の吉田敦教授は、「例年通り、金融・保険業、製造業、商社・流通業へ多くの人材を輩出しています。愛知県は大企業が多いので、地元での就職も人気です」と話す。

 同大学では就職委員会と各学部の教員が一体となって学生の就職活動を支援。多様な業種の企業だけでなく、公務・教育など幅広い分野での就職実績を上げている。

大澤 直也さん

住友電装株式会社 CONTECシナロア工場 品質保証部 近藤 健太さん 2007年度 数理情報学部 数理科学科(※) 卒業
(※現:理工学部システム数理学科)

大学で培ったコミュニケーション力を海外勤務で生かしています

 数学の教師をめざして、数理情報学部へ進学。数値やデータをビジネスや社会の問題解決に活かすオペレーションズ・リサーチの追求を通して、数学の幅広さを学ぶことができたと思います。

 今の道に進んだきっかけは、会社説明会で出会った先輩社員の「若いうちに広い世界を知っておいた方がいい」という言葉。その方に影響され、今の会社に就職しました。自動車部品製造という企業柄海外拠点も多く、5年間で4ヶ国の勤務を経験。現在はメキシコの関係会社で品質保証を担当しながら、ビジネスの奥深さと世界の広さを日々実感しています。

 メキシコは日本と違い、ビジネスは結果がすべて。信頼を得るためには日々の仕事で結果を出すしかないのです。しかし認められれば固い結束で結ばれるのもメキシコならでは。スタッフの会話を理解し、課題に対して改善策を提案できているのは、大学時代のアメリカンフットボール部で身につけたコミュニケーションスキルがメキシコ勤務によってさらに上がった成果だと実感しています。ここで得たビジネスノウハウを、将来的にアジアでも生かしたいと思っています。

HP http://www.nanzan-u.ac.jp
名古屋キャンパス 名古屋市昭和区山里町18
瀬戸キャンパス 愛知県瀬戸市せいれい町27
お問い合わせ TEL:052-832-3111(代)
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