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岐阜医療科学大学 人間性・国際性・学際性を礎に チーム医療で活躍する人材を育成
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3学科を統合する大学院 保健医療学研究科を開設

 1973年の開校以来、建学の理念に「技術者たる前によき人間たれ」を掲げ、豊かな人間性と高度な専門能力を有する医療人を育成する岐阜医療科学大学。40年以上にわたり地域社会で活躍する優秀な医療人を輩出し続けている。

 同大学では教育目標に「人間性」「国際性」「学際性」の3つの柱を掲げて医療人教育を展開。「人間性」では慈愛に満ちた医療人としての精神を育み、「国際性」では諸外国との交流が盛んな医療界において必要な語学力や国際的視野を身につける。また「学際性」では異なる研究分野を学びながら医療人として必要な知識や技術を習得する。

 いち早く「チーム医療」に着目し、臨床検査学科、放射線技術学科、看護学科の3学科に共通科目を導入しているのも大きな特徴だ。1年次の「チーム医療論」ではチーム医療の歴史や役割、先進国の事例などを学習。4年次の「チーム医療演習」では各学科3名ずつ9名のグループで課題となる症例について検討。これまで学んできた知識を発揮するとともに、異なる見解を知ることでさらに知識を深めることができる。このように医療の実践現場に基づく演習を行うことでチーム医療に欠かせない協調性やコミュニケーション能力を身につけ、「真の医療人」を育成していく。

 さらに2016年4月、3学科を統合する形で大学院保健医療学研究科を設置。近年、より高度な知識が求められる医療現場の状況を受け、大学ならではの強みを生かして設けた全学科統合型の研究科だ。

 全体のテーマは「地域に貢献できるチーム医療」。保健医療学専攻の中に「在宅保健医療学」「高齢者保健医療学」「母子保健医療学」「医療連携展開学」の4つの専門分野を設定し、すべてに3学科の指導教員を配置。研究によって各専門性を高め、加速化する超高齢化・少子化社会において今後大きな課題となる在宅・母子・高齢者ならびに保健連携の分野でリーダーシップを発揮、柔軟に対応・実践できる人材を育成する。

看護師、保健師、助産師 合格率100%の実績

「学生一人ひとりにより良い就職」を実現している

「学生一人ひとりにより良い就職」を実現している

 就職支援はそれぞれの適正や希望に沿ったマンツーマン指導を実施。2年次からは就職ガイダンスや就職活動支援講座を開始する。3年では具体的な試験対策講座をはじめ、一般教養模擬試験や外部講師による講座などを開催。特に学科別就職セミナーの卒業生による講演や医療実習の現場では、具体的な業務内容を学ぶことができるので学生にとっても心強い。さらに履歴書の書き方やロールプレイング方法、スーツや身だしなみなど苦手分野を克服するための個別講座も開講し、就職活動へのモチベーションを上げていく。

 いよいよ就職活動が本格化する4年次では直前対策として専門予備校から講師を招き、模擬試験や試験対策講座を開催。就職まで徹底的に寄り添いながら学生の不安を取り除き、就職活動を支援する。

 また国家試験に対しても学内模試やマンツーマン指導など手厚いサポートを受けることができる。放射線技術学科ではさらなる実力アップに向けて特別補講を実施。この他にも細やかな学習指導や国家試験対策合宿などを行うなど、すべての学科において学力向上を行い、全員合格をめざす。

 看護学科では模擬試験で専門基礎分野の学力を伸ばすとともに、保健師をめざす学生には国家試験受験資格を取得できる選択制を用意。看護師の国家試験対策と並行して特別授業などを行い、合格に向けて支援する。

 こうしたきめ細かい指導と充実した学びの環境により、2016年の国家試験合格率は看護師、保健師、助産師とも100%と高い合格率を堅持。臨床検査技師は90.5%、診療放射線技師は97.8%とこちらも高い合格率を誇っている。

安田 江里さん

名古屋第一赤十字病院 バースセンター勤務 助産師 安田 江里さん 2012年度 保健科学部 看護学科 卒業
2013年度 助産学専攻科 卒業

妊婦さんや産後のお母さんとの信頼関係をやりがいに、地域との繋がりも大切にしたい

 大学へ進学する際は、養護教諭をめざしていたのですが、教育以外の広い視野と、幅広い技術を学びたいという意欲が生まれ看護学科へ入学。その後、一番興味を持った母性看護学について深く学ぶために助産学専攻科へと進学しました。

 私が勤務しているバースセンターは、「安心、安全、自然、快適」をコンセプトに、助産師が、妊娠、出産、育児に関する全ての過程に携わります。

 大学の実習でも妊娠中から産後まで、継続的な実習を行っていたことで現場に出て実習での経験がとても役に立ちました。また大学の実習で共同生活を送ったことによって、知識を深めながら医療に必要なチームワークも身につけることができました。

 退院後も健診などでお会いすると、お子さまの成長や元気な姿を見せてくれる方がいます。そのようなことから、お母さんと信頼関係を築けているのだと実感し、私のやりがいにつながっています。

 これからも妊婦さんや産後のお母さん、また地域との繋がりを大切にできる助産師をめざし、自分自身の技術を磨いていこうと思います。

HP http://www.u-gifu-ms.ac.jp/
キャンパス 岐阜県関市市平賀字長峰795-1
お問い合わせ 入試広報課 フリーダイヤル:0120-23-4186
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