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学生活動 2023.05.30
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アート鑑賞後は稲沢の街歩こう 愛知文教女子短大生がおすすめ紹介
■荻須記念美術館周辺マップ制作
稲沢市の愛知文教女子短大生活文化専攻の学生が、市荻須記念美術館の周辺にある飲食店や観光地をまとめたマップを作った。学生自らおすすめの店をピックアップして、写真や文章で魅力を紹介。「美術鑑賞とともに街歩きを楽しみ、稲沢の良いところをたくさん見つけてほしい」と勧めている。(寺田結)
マップはA3判両面刷りの4つ折り仕上げ。美術館周辺のカフェやレストラン、手土産を買える和菓子店など15店舗を地図付きで紹介している。店のウェブサイトや交流サイト(SNS)のほか、地図を表示できるQRコードや、テイクアウトOKのマークを付けて、利便性を高めた。
さらに「あじさい寺」と呼ばれる性海寺(同市大塚南)など、近くの観光地も4カ所紹介。イチョウが有名な祖父江ぎんなんパーク(同市祖父江町)については、A4判仕様で別の詳細なマップを作成し、車や電車などのさまざまなアクセス方法を記した。
マップ作りは昨春、美術館と大学のパートナーシップ事業の一環で、美術館側から依頼された。制作に携わったのは昨年度、砂田治弥准教授ゼミに所属していた卒業生の井森美羽さん(20)、水谷紅稀(くれあ)さん(20)ら5人だ。
5人はインターネット上のマップで店を探し、1軒ずつ取材を依頼。店主らと何度も連絡を取りながら、紹介文を仕上げた。デザインのテーマは、高齢の来館者が多いことや、近年のレトロブームを踏まえて「大正ロマン」に決定。マップに添えるイラストも手描きした。
「知らない大人と関わるのは緊張したが、時間をかけた分、良い物ができた。達成感でいっぱい」と井森さん。イラストを手がけた水谷さんは「多くの人に手に取ってもらい、気になる店に足を運んでもらえるとうれしい」と話した。
美術館の長谷川隆館長は「地元の大学とは交流を密にして、地域を盛り上げたいと思っている。美術館の帰りに、鑑賞した美術作品の感想をカフェで話すなどして、楽しんでもらえたら良い」と話した。マップは館内などで配布している。
(2023年5月30日 中日新聞朝刊尾張版より)
稲沢市の愛知文教女子短大生活文化専攻の学生が、市荻須記念美術館の周辺にある飲食店や観光地をまとめたマップを作った。学生自らおすすめの店をピックアップして、写真や文章で魅力を紹介。「美術鑑賞とともに街歩きを楽しみ、稲沢の良いところをたくさん見つけてほしい」と勧めている。(寺田結)
マップはA3判両面刷りの4つ折り仕上げ。美術館周辺のカフェやレストラン、手土産を買える和菓子店など15店舗を地図付きで紹介している。店のウェブサイトや交流サイト(SNS)のほか、地図を表示できるQRコードや、テイクアウトOKのマークを付けて、利便性を高めた。
さらに「あじさい寺」と呼ばれる性海寺(同市大塚南)など、近くの観光地も4カ所紹介。イチョウが有名な祖父江ぎんなんパーク(同市祖父江町)については、A4判仕様で別の詳細なマップを作成し、車や電車などのさまざまなアクセス方法を記した。
マップ作りは昨春、美術館と大学のパートナーシップ事業の一環で、美術館側から依頼された。制作に携わったのは昨年度、砂田治弥准教授ゼミに所属していた卒業生の井森美羽さん(20)、水谷紅稀(くれあ)さん(20)ら5人だ。
5人はインターネット上のマップで店を探し、1軒ずつ取材を依頼。店主らと何度も連絡を取りながら、紹介文を仕上げた。デザインのテーマは、高齢の来館者が多いことや、近年のレトロブームを踏まえて「大正ロマン」に決定。マップに添えるイラストも手描きした。
「知らない大人と関わるのは緊張したが、時間をかけた分、良い物ができた。達成感でいっぱい」と井森さん。イラストを手がけた水谷さんは「多くの人に手に取ってもらい、気になる店に足を運んでもらえるとうれしい」と話した。
美術館の長谷川隆館長は「地元の大学とは交流を密にして、地域を盛り上げたいと思っている。美術館の帰りに、鑑賞した美術作品の感想をカフェで話すなどして、楽しんでもらえたら良い」と話した。マップは館内などで配布している。
(2023年5月30日 中日新聞朝刊尾張版より)