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愛知大学野球 逆転サヨナラ 愛工大1部復帰

逆転サヨナラ勝ちで1部昇格を決めて喜びを爆発させる愛工大ナイン=パロマ瑞穂球場で(川越亮太撮影)
逆転サヨナラ勝ちで1部昇格を決めて喜びを爆発させる愛工大ナイン=パロマ瑞穂球場で(川越亮太撮影)

 愛工大が愛大に6−5で逆転サヨナラ勝ち。2勝1敗として、2012年春以来となる1部への昇格を決めた。愛工大は1点を追う9回、同点に追いつくと、7番・土居竜丸捕手(4年・岐阜各務野)が右前に適時打を放った。プロ野球・ロッテ時代に首位打者を獲得した平井光親監督(51)は17年の就任後初めての1部昇格となる。愛大は5点あったリードを守り切れず、16年秋以来の2部への降格が決まった。

■平井監督 感無量

 愛工大ナインの絶叫が空に響き渡った。同点に追いついた後の9回2死一、二塁。土居が直球をたたいた打球が右前で落ちた。二塁から本塁へ突入した徳浪はヘッドスライディング。劇的なサヨナラ勝ちで1部昇格が決まった。

 「選手が諦めずによくやってくれました」。ベンチの平井監督は感無量の表情を隠せない。抱き合って喜ぶナインはみな涙。殊勲打を放った土居は「自分は4年生。後輩にいい置き土産ができました」と胸を張った。

 2012年春の入れ替え戦で愛産大に敗れた後2部が続いた愛工大。OBとして復活を託された平井監督は、ロッテ時代にコーチに言われた「バントと走塁にスランプはない」という言葉を説き続けた。さらに、現役当時の内角打ちの映像などを提供。走攻守での名門再建に取り組んだ。

 しかし、今春は2部優勝決定戦にも進めず、平井監督は朝の練習を提案した。根底にあったのは「練習は嘘をつかない」という信念。ナインは指揮官が打撃投手で投げる球を打ち続けた。その結果が1部昇格。平井監督が「就任した2年前にはこんなに早く行けると思わなかった」と語るほど選手は成長していた。

 来春、14季ぶりに戦う1部では名城大や中京大といった強豪が待ち構える。しかし、愛工大が目指すのは昇格即優勝。平井監督は「ウチはこれまで以上に練習するしかない」と気持ちを新たにした。 (川越亮太)

■執念に負けた・・・愛大

 2部降格が決まった瞬間、愛大ナインはグラウンドに崩れ落ちた。2回終了時の5点リードを守り切れず、ナインは整列後に号泣。その様子を見守った八田監督は「ウチは受け身に回ってしまった。向こうの執念が最後は上回った」と悔しげな表情。5季ぶりとなる来春の2部での試合に向け、「出直してこいということ。悔しさを下級生がどうバネにするか」と奮起を促していた。

▽3回戦(愛工大2勝1敗)
愛大(1部最下位) 320000000―5
愛工大(2部優勝) 000002112x―6
(愛工大は1部昇格)

(2018年11月6日 中日スポーツ8面より)

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[2018.11.06]

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