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全日本大学野球選手権 中京大 平成初勝利 36年ぶり

中京大−富士大 9回表中京大2死二塁、適時三塁打を放ち三塁上で笑顔の井戸田=神宮球場で(斉藤直己撮影)
中京大−富士大 9回表中京大2死二塁、適時三塁打を放ち三塁上で笑顔の井戸田=神宮球場で(斉藤直己撮影)

■1年生 井戸田大暴れ!! 3安打3打点

 1回戦7試合と2回戦1試合があり、中京大(愛知)は富士大(北東北)を4−2で下し、4強入りした1982年以来36年ぶりの選手権勝利を挙げた。福井工大(北陸)は福岡大(九州六)に1−0で競り勝ち、3年連続で初戦を突破。日大国際関係学部(東海地区)は京都学園大(京滋)に0−2で敗れた。

■目指すは日本一

 神宮の大舞台で中京大ナインが躍動した。強敵・富士大に一歩も引くことなく、9回も2点のリードを全員で守りきって勝利。1982年以来36年ぶり、平成に入って初の全日本大学野球選手権での白星を手に入れた。

 「平成も残りわずかですし、勝てて良かった。選手がいつも通りの力を出してくれました」と語る半田卓也監督(35)は感慨深げな表情。ナインは誇らしげな顔でハイタッチを繰り返した。

 原動力は1年生ながら「9番・二塁」で先発出場した井戸田のバットだった。鹿児島実で2年春にセンバツに出場するなど全国大会での経験は豊富。リーグ戦後半にレギュラーに定着したこともあって、半田監督は勝負強さを買って、スタメンで使うことを東京に向かう前から決めていた。

 この選択が的中した。2回に2点目の左前適時打。これだけでは終わらない。7回2死二塁でチェンジアップに食らいついて勝ち越しの中前適時打を放つと、9回2死二塁でも右中間へ適時三塁打。神宮デビューで3安打3打点の大暴れだ。

 「力まずに思い切ってバットを振れました」。甲子園出場時に同じ名字のお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤が激励のツイートをしたことで知られていたが、この日は野球で目立つことができた。「名前を売って頑張ってるところを見せたいですから…」と語ると、“あま〜い”勝利の味をかみしめた。

 しかし、1勝で満足しない。13日に対戦する白鴎大も手ごわいが、井戸田は語る。「中京大は力を出せば、日本一になれるチームですから」。気後れせず、強敵にぶつかっていく。 (川越亮太)

■3イニングで5奪三振 山本好救援

 中京大の左腕・山本が力で富士大打線をねじ伏せた。7回に3番手で登板し、直球を武器に付け入る隙を与えず、3イニングで5三振を奪う快投。無失点投球でリードを守り切った。「相手の打者は全員に一発があるので、低めを意識した」と内容を振り返った山本は「次の試合も勝ちにつながる投球をしたい」と白鴎大戦を早くも見据えた。

▽1回戦
中京大(愛知) 020000101―4
富士大(北東北) 000101000―2
本塁打 池田(中) 楠(富)

(2018年6月13日 中日スポーツ9面より)

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[2018.06.13]

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