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緞帳「第二の人生」へ 中日劇場 一部は愛大で展示

裁断しながら取り外される緞帳=15日、名古屋・栄の中日劇場で
裁断しながら取り外される緞帳=15日、名古屋・栄の中日劇場で

 3月に閉場した中日劇場(名古屋市中区)で、舞台と客席を仕切る緞帳(どんちょう)が15日、取り外された。一部は二張りのタペストリーに加工され、愛知大名古屋キャンパス(同市中村区)に展示される予定。

 この緞帳は、1966年開場の中日劇場で開場35周年を記念して取り付けられた4代目。日本画家の平松礼二さん(76)=神奈川県鎌倉市=が描いた「モネの池に桜」を、高さ9.5メートル、幅21.8メートルの織物に仕立てた。

 10人の作業員が、運びやすい大きさに裁断しながら取り外した。再生する部分は、緞帳を制作した京都の業者が一度引き取り、補修と清掃をしてからタペストリーに仕立て直す。

 行き先は、平松さんが母校の愛知大に相談し、大学と卒業生、保護者らが費用を工面して受け入れが決まった。夏ごろ大学に引き渡される。協力してきた同大キャリア支援課の樋口裕嗣主幹(60)は「モネの池は平松先生の代表的なテーマ。作品が残るのは良かった」と話す。

 平松さんは「どんな演目にも合うようにと、試作を重ねた作品。教育の場で二度目のお勤めができる。これ以上うれしいことはない」と喜んでいる。(栗山真寛)

(2018年5月16日 中日新聞朝刊30面より)

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[2018.05.16]

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