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「ソテツ広場」完成 名市大 学生発案「れんが敷き」

れんがが敷き詰められたソテツ広場=瑞穂区の市立大滝子キャンパスで
れんがが敷き詰められたソテツ広場=瑞穂区の市立大滝子キャンパスで

 名古屋市立大滝子キャンパス(瑞穂区)で、シンボルのソテツの木を生かした「ソテツ広場」が完成し、12日に記念式典があった。学生らがアイデアを出し合い、温かみのあるれんが敷きで、イベントにも活用できる空間になった。

 学生視点でキャンパス作りを進めるため、2014年、学生自治会などの有志らによるグループが発足。広場は以前、車も入れるコンクリート敷きだったが、「学生が憩える場所にしたい」との声が目立ち、教職員らと計画を進めてきた。

 デザインは芸術工学部の教授らからアドバイスを受けながら決定。千種区の鍋屋上野浄水場のろ過施設に使われていた明治時代のれんが2万個を譲り受け、ソテツの植え込みの周辺に敷き詰めた。一部は階段状に整備しており、舞台として使えるようにした。

 郡健二郎学長は式典で「学生が主役の場所。キャンパスを盛り上げる活動をしてほしい」とあいさつ。学生自治会「学友会」会長の北野巧さん(20)は「古いれんがなどで、歴史を感じさせる魅力的な広場になった。よりよい使い方を考えていきたい」と話した。早速、学生のアカペラグループが公演し、完成を祝った。(安田功)

(2018年4月13日 中日新聞朝刊市民版より)

[2018.04.13]

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