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五百円市 御園座客足つなぐ 商店街で学生ら月1開催来月再出発

五百円市で店主(右)と一緒に笑顔で接客する学生ら=中区栄1で
五百円市で店主(右)と一緒に笑顔で接客する学生ら=中区栄1で

 4月に新装開場する御園座(中区栄1)周辺の御園通商店街で9日、ワンコインで各店が自慢の一品を販売する「五百円市」があった。建て替えのために御園座が閉館した5年前から毎月1回、商店街と愛知淑徳大の学生らが協力して開催し、客足をつなぎ留めてきた。4月からは「みその楽市」と銘打ち、装い新たに再出発する。 (井本拓志)

 「みたらし団子、食べていってくださーい」「おいしいおすしはいかがですか?」。寒風が吹く中、学生が元気に通行人に呼び掛ける。同商店街振興組合理事長の松本一義さん(84)は「学生の笑顔と若々しさのおかげで、イベントも活気づく」と目を細めた。

 五百円市は、御園座閉館中に周辺のにぎわいつくろうと企画。2013年4月から毎月、うどん屋や和菓子屋、呉服店など20店舗前後が、一部の商品やメニューを500円で限定販売してきた。

 若いアイデアを取り入れようと、当初から同大と連携し、当日に学生が呼び込みをしたり、企画会議に参加したり。2月の会議では、新たな名称の選考にも関わった。

 「閉館後、客足は半減したが、五百円市の日だけは活気が戻る。ほとんど撤退もなくこられたのはこの市のおかげ」と松本さん。御園座オープン後の来月からは、500円の縛りをなくして開催する。「歴史ある各店舗の特色をさらに出せるイベントにしたい」と話す。

 学生団体「Teamみその」リーダーで同大2年の杉浦郁美さん(20)は「五百円市を楽しみ来てくれる常連さんもいた。観劇に来るこの地域になじみのない人にも楽しんでもらえるイベントにしたい」と意気込む。

(2018年3月10日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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[2018.03.10]

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