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筆塚に願う書の上達 岐阜女子大 50人集い除幕式

使い終えた筆を火にくべる学生ら=岐阜市の岐阜女子大で
使い終えた筆を火にくべる学生ら=岐阜市の岐阜女子大で

 岐阜市太郎丸の岐阜女子大に、役目を終えた筆を収めて供養する「筆塚」が新設され、1日に除幕式があった。

 同大で書道を教える安藤秀川教授(84)=同市加納村松町=が、学生たちが使い古した筆の処分に困っていると知り、塚を寄贈した。高さ約2.1メートル、幅約1.1メートルの緑色の石に、安藤教授が大きく「筆塚」としたためた。

 除幕式には、同大の書道教育コースの学生や学校関係者ら約50人が参列。地元の神職が祝詞を上げ、玉串をささげた。式に続いて筆供養もあり、教員や学生が使い終えて持ち寄った筆約400本を火にくべ、書の上達を願った。

 同コース3年の松本未央さん(22)は「大きくて迫力があり、これまで以上に練習に力が入る」、同3年の加藤綾華さん(21)は「筆の役目をちゃんと終えられるので、さらに大切に使いたい」と話した。安藤教授は「18年お世話になった大学。筆塚が学生たちの励みになれば」と目を細めていた。(鳥居彩子)

(2017年12月5日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)

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[2017.12.05]

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