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高校・大学明治神宮大会 開会式 あす九州共立大戦

11日の1回戦に向けて意気込む名城大の栗林=東京都渋谷区の明治神宮会館で(平野梓撮影)
11日の1回戦に向けて意気込む名城大の栗林=東京都渋谷区の明治神宮会館で(平野梓撮影)

■栗林 名城大 全国1勝誓う 「150キロ出し完封したい」

 10日に開幕する高校、大学野球の明治神宮大会(神宮)の開会式が9日、東京都内であった。東海地区・北陸・愛知3連盟代表の名城大は、最速153キロを誇る右腕エースの栗林良吏(3年・愛知黎明)が、初戦敗退に終わった昨年の悔しさを晴らそうと闘志を燃やしている。

 愛知の至宝が再び全国の舞台に挑む。「去年はここに来ただけで喜んでいた。今回はここで勝つためにやって来た。情けない試合をする訳には、いかない」。名城大の栗林は勝利への執念を隠さない。

 昨年の苦い思い出がそうさせる。シード校として準々決勝から登場し、上武大戦に先発。完投はしたが1−2で惜敗。1点の重みと全国1勝の壁を痛感した試合となった。

 「全ての面で昨年を上回りたい」と力を込めるのは、ことしはそれだけの実績を積んできたから。愛知リーグで5月に中京大相手にノーヒットノーランを達成。大学日本代表にも初選出され、7月の日米大学野球(米国)、8月のユニバーシアード競技大会(台北)に出場した。

 今季はさらに圧巻だった。自身最高のリーグ6勝を挙げ、中部大との2位決定戦、明治神宮大会予選の中部地区の王座決定戦も合わせれば9勝4完封。無双の活躍でここまでたどりついた。

 卒業後の進路にプロ球界も選択肢に入れている右腕にとって、さらに名を挙げるチャンスでもある。「球速は150キロ出したいし、自分が投げるなら1点もやりたくない。完封したいです」。11日に迎える九州共立大(九州3連盟代表)との1回戦に向け、気持ちのスイッチはすでに入っている。 (平野梓)

 ▼栗林良吏(くりばやし・りょうじ) 1996(平成8)年7月9日生まれ、愛知県愛西市出身の21歳。178センチ、80キロ、右投げ右打ち。小学2年時に勝幡ドラゴンズで野球を始め、中学時代は軟式の藤華クラブ所属。愛知黎明高で1年夏から内野手でレギュラー。その後投手に転向し3年春からエースに。名城大では1年春から先発の軸となり、愛知リーグ通算24勝。最速153キロ。

(2017年11月10日 中日スポーツ7面より)

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[2017.11.10]

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