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アクセサリー 国際貢献の輝き 金城学院大生 カンボジア女性とブランド

イヤリングの出来栄えを確認するDIAGIRLのメンバーと佐藤奈穂さん(左)=守山区大森2の金城学院大で
イヤリングの出来栄えを確認するDIAGIRLのメンバーと佐藤奈穂さん(左)=守山区大森2の金城学院大で

 金城学院大(守山区)の学生がカンボジアの農村女性と作るアクセサリーブランド「DIAGIRL(ディアガール)」を立ち上げ、一緒に制作したイヤリングやピアスを販売している。収益は還元し、女子大生が「カワイイ」と思う感性を国際貢献に生かそうとの試みだ。11日、女性の教育と地位の向上を推進するため国連が制定した6回目の「国際ガールズ・デー」を迎えた。 (塚田真裕)

 メンバーは同大国際情報学科3年の佐藤奈穂講師(東南アジア地域研究)ゼミの9人。ゼミ3年目の今年は「カラフルに輝く」をテーマに学生がアクセサリーをデザイン。現地が農閑期の9月上旬、材料を持ち込みアンコールワットのあるシェムリアップ州の農村で15〜39歳の女性15人と制作した。

 5日間朝8時〜夕方5時の作業で800個以上を制作。収益予想に基づき、1人あたり約1万3000円を払った。現地の建築作業では5日間で約1700円程度の報酬だといい、比べると7倍以上になる。高校生は「学校に行く文房具を買える」と喜んだという。

 大人向けと若者向けの商品を展開。金色のチェーンにシルクやコットンのリングを合わせた上品なピアスや、パステルカラーのピンクや空色の糸を織り交ぜたかわいらしいイヤリングなどを1000〜2500円で販売している。

 藤田真以さん(21)は「人の温かさや日本で希薄になった濃密なつながりを感じ、自分の成長につながった」と交流を振り返る。山本真都佳(まどか)さん(20)は「商品の背景に輝くカンボジアの女性の笑顔があることを知ってほしい」と話す。

 商品はホームページ(「DIAGIRL」で検索)や19〜21日の学園祭などイベントで購入できる。ホームページでは制作したカンボジアの女性も紹介している。

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(2017年10月12日 中日新聞朝刊市民総合版より)

[2017.10.12]

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