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愛工大にバイオ実験棟 八草キャンパス がん治療薬を研究

実験棟内を案内する北出教授(右)=豊田市八草町の愛知工業大八草キャンパスで
実験棟内を案内する北出教授(右)=豊田市八草町の愛知工業大八草キャンパスで

 がんの治療薬開発などを目的に、豊田市八草町の愛知工業大八草キャンパスにバイオ環境化学実験棟が完成。2日に記念の式典が催された。

 実験棟は鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積1576平方メートル。DNA組み替え室や細胞培養室のほか、細胞を立体的に観察できる最先端の電子顕微鏡などを備えている。今後、細胞などに含まれ、がん細胞の増殖を抑制する働きがある極小リボ核酸「マイクロRNA」を使った治療薬の開発を目指す。

 式典には、同大を運営する学校法人「名古屋電気学園」などの関係者ら50人が参加。テープカットした名古屋電気学園の後藤泰之理事長は「さらに教育・研究に励み、新しい情報を発信できると期待している」とあいさつした。

 研究を進めている同大工学部応用化学科の北出幸夫教授(62)=バイオ環境化学=は「非常に注目を集めている分野。棟の完成でより高度な研究が可能になり、これから治療薬の開発に本格的に取り組んでいく」と意気込んだ。(森本尚平)

(2017年10月3日 中日新聞朝刊豊田版より)

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[2017.10.03]

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