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多数負傷者どう救う? 日進 愛知学院大、100人が訓練

トリアージの後、テントに運ばれたけが人役の学生たち=日進市の愛知学院大で
トリアージの後、テントに運ばれたけが人役の学生たち=日進市の愛知学院大で

 大規模地震が発生し、多数の負傷者が出たという想定の訓練が7日、日進市の愛知学院大であった。同市など2市1町でつくる尾三消防が指揮を執り、学生もけが人役をするなど、100人が参加した。

 同大で大規模な訓練をするのは初めて。尾三消防のほか名古屋、長久手、豊明の各消防や愛知医科大病院、県のドクターヘリも出動した。

 震度5強の地震が発生し、キャンパス内の講堂で学生が負傷したという設定で訓練が始まった。現場に駆け付けた救急隊は「立てる方はいますか」と声をかけて軽傷者を誘導した後、倒れている重傷者を担架で運んだ。

 集められた学生は、治療の優先順位を付ける「トリアージ」を受け、軽傷を表す緑や重傷を示す赤のカードを腕に付けられた。重傷の学生は、テントで医師の治療を受けた。

 訓練後、同大の清水和美学長補佐は「学生も参加することで、訓練の重要性を感じられたと思う」と講評。尾三消防の安藤吉伸消防長は「南海トラフ地震も想定されるので、今後も訓練を続けていきたい」と述べた。(森若奈)

(2017年9月8日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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[2017.09.08]

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