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イタズラ心 こぼれメモ 液体模したアイデア文具 金沢工大3年の嶋さん

ユニークな形の「こぼれメモ」を紹介する嶋千菜美さん=野々市市の金沢工業大で
ユニークな形の「こぼれメモ」を紹介する嶋千菜美さん=野々市市の金沢工業大で

 金沢工業大(野々市市)環境・建築学部建築デザイン学科3年の嶋千菜美さん(21)のアイデアを採用したメモパッド「こぼれメモ」が、全国の文房具店などで販売されている。コップに添えると液体がこぼれたように見える、思わず目を向けてしまうユニークな形が人気を集めている。(冨田章午)

 手のひらサイズのこぼれメモは水色の「ウオーター」、茶色の「コーヒー」、白色の「ミルク」の3種類ある。東急ハンズ、ロフト、伊東屋などで6月20日に発売され、価格は450円(税別)。

 嶋さんは、文房具の開発を進める印刷会社「山越」(金沢市)と同大の産学連携プロジェクトに応募。いろいろな場所で使われるメモ用紙がユニークな形になれば、家庭や職場がより楽しい空間になると考えた。

 昨年11月に中間、最終発表会があり、応募14件の中で最優秀に選ばれ、今年3月に採用が決まった。使う人の興味を引き、商品化への現実性が高い点が評価された。

 嶋さんは、デザイナー佐藤ナオキさんの人を楽しませる商品を見てデザインの道を目指したという。「これからも使う人が驚いたり、笑顔になったりするデザインを考えていきたい」と話している。

(2017年7月11日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)

[2017.07.11]

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