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SA 若さで魅力アップ 中部の学生 商品開発

パン店の運営会社の担当者と、新商品について打ち合わせをする学生たち=愛知県岡崎市で
パン店の運営会社の担当者と、新商品について打ち合わせをする学生たち=愛知県岡崎市で

 中日本高速道路(名古屋市)は、地域の大学と連携し、学生のアイデアを取り入れて高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で取り扱う土産物や飲食品の魅力アップに取り組んでいる。

 「果物を取り入れたパンは難しいですか」「若い世代のお客さんが少ないと思う」。新東名高速道路の岡崎SA(愛知県岡崎市)に出店するパン店「パンのトラ」の商品について、運営会社の担当者に南山大(名古屋市)の学生たちが質問や意見をぶつけていた。

 学生はマーケティングを専攻する4人の3年生。名古屋銀行(名古屋市)の仲介で、パン店の運営会社と協力し、今春から半年がかりで新商品の開発を目指す。SA利用者にアンケートしたり、売り場を観察したり。学生リーダーの天野佑香さん(20)は「若者ならではの視点で協力できたら」と意気込む。

 中日本高速は昨年から、魅力のあるSAやPAの商品を増やそうと、愛知、岐阜、滋賀県などの大学と連携して商品開発に取り組む。岐阜大(岐阜市)の学生が参加した2月の勉強会では、SAの運営会社と地元企業との商談会で商品として採用されなかった土産物について、包装方法や味付け、売り方など、改善策を学生たちが具体的に提案した。

 中日本高速名古屋支社の担当者は「これまで定番の土産物を多く扱ってきたが若者の力で商品を差別化しそれを目当てにSAやPAを訪れる人を増やしたい」と話している。(石原猛)

(2017年7月12日 中日新聞朝刊7面より)

[2017.07.12]

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