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岐阜経大が初全国切符 東海地区大学野球春季選手権

5安打完封でMVPに輝いた岐阜経大・与座海人投手=長良川球場で(福沢和義撮影)
5安打完封でMVPに輝いた岐阜経大・与座海人投手=長良川球場で(福沢和義撮影)

 全日本大学野球選手権の出場権を懸けた東海地区大学春季選手権(中日スポーツ後援)が27日、岐阜市の長良川球場で行われ、岐阜経大(岐阜)が初優勝し、大学創立50周年の記念の年に全日本初出場を決めた。岐阜経大と三重大(三重)、日大国際関係学部(静岡)が総当たりで3試合を行い、岐阜経大が2勝。全国切符が懸かった第3試合では先発の与座海人(よざ・かいと)投手(4年・沖縄尚学)が日大国際関係学部を5安打零封した。

■MVP与座Vけん引

 最後の打者を打ち取り、与座は両手を突き上げ喜びを爆発させると、直後に、マウンドに駆け寄ったナインの歓喜の輪に飲み込まれた。初優勝が懸かった重要な一戦にも「自分のピッチングでリズムを呼び込もう。みんなで楽しむんだ」と、普段通りの力を発揮し、MVPにも輝いた。

 右下手から繰り出す130キロ台半ばのストレートを中心に、スライダー、シンカー、カーブを織り交ぜ、凡打の山を築いていった。「コーナーの内外を投げ分けて打たせて取るのが自分の持ち味」と会心の投球を振り返り、「1年前は中京学院が全国優勝した。そこに続けるようにしたい」と全国の頂点を見据えた。

 大学創立と創部から半世紀。「常勝軍団の礎を築いて欲しい」と4年ぶりに指揮官に復帰した小森茂監督(51)は「十分にチャンスがあると思っていた。結果を出してくれたのは選手」と、健闘をたたえた。

 この日の2試合に登板した与座ら4年トリオが3本柱。「全国トップレベルの投手陣。投手力を中心に、相手より1点多く取って勝つのがうちのスタイル」と、自慢の投手力で全国強豪に挑む。 (福沢和義)

■浜口が152キロ

 岐阜経大の抑え投手・浜口雄大(4年・高知農)が、三重大戦の8回1死から救援し、152キロをマークした。春の県リーグ戦で出した自己記録を1キロ更新。昨秋までは最速146キロで、冬場に走り込みと筋トレをしてきた成果という。「とにかく腕を振ることを意識している」とにんまりで、全国の舞台では「疲れをしっかりとって、154キロくらい出したい」と躍進を誓った。

三重大(三重=1敗) 0000000―0
日大国際関係学部(静岡=1勝) 110320x―7
(7回コールドゲーム)
(三)中井、石田、浜口−上田能
(日)日下部、今村−山田

岐阜経大(岐阜=1勝) 000012000―3
三重大(2敗) 010000000―1
(岐)栄野川、浜口−山内
(三)福西−上田能、安田拓

日大国際関係学部(1勝1敗) 000000000―0
岐阜経大(2勝) 01040000x―5
(日)小沢拓、続木−山田
(岐)与座−山内
本塁打 山内(岐)

(2017年5月28日 中日スポーツ8面より)

[2017.05.28]

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