中部の大学関連ニュース

東海地区大学野球岐阜学生リーグ 岐阜経大 3季ぶり3度目V

3季ぶりの優勝を決め、抱き合って喜ぶ浜口(11)と捕手・山内ら岐阜経大ナイン=岐阜市の長良川球場で(麻生和男撮影)
3季ぶりの優勝を決め、抱き合って喜ぶ浜口(11)と捕手・山内ら岐阜経大ナイン=岐阜市の長良川球場で(麻生和男撮影)

 東海地区大学野球、岐阜学生リーグは15日、岐阜市の長良川球場で第7週第2日の2試合があり、岐阜経大が朝日大に5−4で逆転勝ちし、連勝で3季ぶり3度目の優勝を決めた。岐阜経大は27日の東海地区春季選手権大会(長良川)に出場し、三重大(三重学生リーグ優勝)、日大国際関係学部(静岡学生リーグ優勝)と全日本大学選手権大会(6月5日開幕・神宮、東京ドーム)の出場権を懸けて対戦する。

■創立50周年に花

 急成長した151キロ右腕が最後を締めた。7回から登板した浜口が最後の打者を2ゴロに打ち取り、岐阜経大が大学創立50周年の節目に3季ぶりの優勝。しかも全5カードで勝ち点を挙げる完全優勝で決めた。「小森監督を優勝監督にしたかった。最高の結果です」。14日の1回戦に続いて150キロを計測した浜口がうれしさをかみしめた。

 序盤で3点を失う展開にも、ナインが下を向くことはなかった。思いが実ったのは5回。安打と4四死球で好機を作り、2死満塁から1年生の7番・山下海が走者一掃の逆転2塁打。そのリードを3投手の継投で守り切った。6季ぶりに監督復帰した小森茂監督(51)は「投打がかみ合った。理想的な戦い方だった」と胸を張った。

 岐阜経大の開幕戦だった岐阜大1回戦は9回1死まで1人の走者も出せずに0−1で敗戦。尾を引いてもおかしくない黒星スタートだったが、そこから10連勝。エース・与座とこの日先発した左腕・栄野川、浜口の4年生投手3本柱を中心に接戦をものにし続けた。

 「筋書きはできている。現実にするために準備したい」と小森監督。50周年で初の神宮へ。東海地区春季選手権で切符をつかむ。(麻生和男)

■プロ注目の平岡 最速146キロマーク 中部学院大・復帰登板

 今秋ドラフト候補に挙がる中部学院大の152キロ右腕・平岡が中京学院大との最終戦で1年ぶりにリーグ戦登板。先発で6イニング3安打2失点と結果を出し、通算2勝目を挙げた。中日など6球団のスカウトが見つめる中、最速146キロをマークしたものの、制球重視の投球を見かねた原監督がベンチで一喝。中盤以降は腕を振って、力のある球を投げ込んだ。昨春以降、右肩痛や不振で苦しんだ平岡は「制球もまだまだだし、球に勢いもなかった。秋は神宮に行きたい」と前を向いた。

▽2回戦(岐阜経大2勝)
岐阜経大 000050000―5
朝日大 102000100―4
(岐)栄野川、花城、浜口−山内
(朝)松下、原田、仲本、宮城−津坂、垣内

(2017年5月16日 中日スポーツ9面より)

[2017.05.16]

一覧を見る