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大垣市消防団に若い力 奨学金新設 岐阜経済大の8人

入団希望の学生(後列)と消防団関係者ら=大垣市北方町の岐阜経済大で
入団希望の学生(後列)と消防団関係者ら=大垣市北方町の岐阜経済大で

 大垣市消防団への入団を希望する岐阜経済大の学生8人が13日、同市北方町の同大で山田幸雄団長ら消防団関係者と顔合わせをした。

 市は昼間に活動できる学生を確保しようと、4月から学生消防団員への奨学金を新設。同大も消防団に入る学生への奨学金制度を作る。両奨学金とも月額1万円で返済不要。山田団長はこの日、「われわれ消防団は、ひとつ間違えれば命を落とす危険な仕事もする。若い力を地域のために使ってもらえれば」と学生らに話した。

 市消防団の平均年齢は38歳。市担当者は「若い人に入ってもらえればありがたい」と話す。同大は消防団の活動で授業を欠席する場合は公欠扱いとし学生を後押しする。

 入団を希望する学生は、全員が運動部に所属する体力自慢。陸上部で経営学部スポーツ経営学科1年の松原修さん(19)が入団を希望したきっかけは消防士の父だった。「父の仕事にあこがれがあった。火災がないのが1番だけど、出動したときは団の一員としていち早く火を消して負傷者を少なくしたい」と意気込む。将来についても「消防団で経験を積んで父と同じ道を進めれば」と話した。

 26日に消防団入退団式があり、学生は正式に団員に任命される。(長永みづき)

(2017年3月15日 中日新聞朝刊西濃版より)

[2017.03.15]

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