中部の大学関連ニュース

ラグビー 中部大が初V 地区対抗大学大会

 鹿児島大−中部大 後半、勝ち越しのトライを決める中部大・加藤(下)=パロマ瑞穂ラグビー場で
鹿児島大−中部大 後半、勝ち越しのトライを決める中部大・加藤(下)=パロマ瑞穂ラグビー場で

 全国地区対抗大学大会(中日新聞社後援)最終日は6日、名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場で決勝を行い、中部大(東海・北陸)が41−29で鹿児島大(九州)に逆転勝ちし、初優勝を飾った。

 中部大は同点の後半11分、連続攻撃を仕掛けロック加藤のトライで初めてリードを奪った。その後もFW戦で優位に立ち、3トライを追加した。鹿児島大は前半こそ随所に好タックルを見せたが、後半に失速。49年ぶり3度目の優勝は成らなかった。

■体格差生かしFW戦で打開

 先発したFW8人の平均体重は中部大の93.9キロに対し、鹿児島大は86.5キロ。圧力をかけ続けるうちに相手の足は止まり、好機は広がる。中部大はFW戦から勝利をたぐり寄せた。

 ハニパリ監督が「緊張でミスが多かった」という前半は、追い掛ける展開だった。だがスクラムなどセットプレーでは完勝。圧力はボディーブローのように効いていった。

 後半、徐々に相手のボールへの集まりが遅くなり始める。11分、ラインアウトからナンバー8原田が相手を引きずりながら大きく前進。さらにゴール前で得たスクラムを押し込み、主将のロック加藤が勝ち越しトライを決めた。

 「FWの縦への強さを生かして我慢して闘えた」と加藤。その後はFWに注意を引いて外に展開するなど、3トライを加えて突き放した。
 初の全国大会のタイトル。ただ、あくまで目標は東海学生リーグの優勝であり、その先の全国大学選手権だ。「この優勝は大きな意味がある。チームが次のレベルに上がる大きなステップだ」。ハニパリ監督は自信ありげににやりと笑った。(多園尚樹)

(2017年1月7日 中日新聞朝刊25面より)

[2017.01.07]

一覧を見る