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会計士ダブルで目指せ 星城大、専門学校の全費用負担

 星城大(愛知県東海市)は2015年度から、大学に通いながら専門学校でも学ぶ「ダブルスクール」で公認会計士を目指す新入生に専門学校の学費全額を補助する制度を創設する。文部科学省によると、専門学校の学費を一部援助している大学はあるが、全額補助は珍しい。

 商業高校卒業者で実務にたけた優秀な生徒を大学に多く集めたいと企画。学内に専門講座を設けるより、真剣に合格を目指す社会人と一緒に学外の専門学校で学んだ方がより合格に近づくと考えた。京都大経済学部長、副学長、県立広島大学長を歴任した赤岡功学長の発案だ。

 全額補助の対象は、推薦入試で合格した新入生。1学年10人ほどを県内外の商業高からの推薦で募る。高校在学中に日商簿記検定1級に合格していることや、同2級でかつ簿記実務や会計実務の試験に合格していることなどが条件だ。

 専門学校の学費は2年制で計75万円程度といい、在学中に公認会計士試験の2次試験(論文試験)に合格できれば、以後の大学の学費も免除する。

 赤岡学長は「経営の理論だけでなく、実務もしっかりと学び、公認会計士という夢がかなえられる大学にする。星城大だけでなく、商業高にも優秀な生徒が集まるプログラムに成長させたい」と話している。

(2014年7月10日 中日新聞朝刊34面より)

[2014.07.10]

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