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西日本学生ハンド選手権 中京大4年連続準V

延長戦の末関大に敗れ、肩を落とす中京大の選手たち=愛知県豊田市のスカイホール豊田で
延長戦の末関大に敗れ、肩を落とす中京大の選手たち=愛知県豊田市のスカイホール豊田で

■あと1点…大接戦及ばず涙

 西日本学生ハンドボール選手権(中日新聞社など後援)は12日、愛知県豊田市のスカイホール豊田で男女の決勝が行われ、中京大(愛知)は延長までもつれ込んだ大接戦の末、関西大に27−28で惜敗。初優勝を逃した。女子は大阪教育大が制した。

■奇跡的な追い上げ

 西の王者を決めるにふさわしい大熱戦。終了ブザーが鳴り響くと、死力を尽くした選手たちは肩を落とした。GKの藤戸量介主将(4年)は「ほんの少し、心のスキがあった」と悔しがった。

 過去3大会連続決勝で敗戦。リベンジへの執念は表れていた。2点を追う後半残り3分には藤戸が神懸かり的なセーブで追加点を防ぎ、逆に残り4秒で中野が同点シュートをねじ込んだ。奇跡的な追い上げで延長へ持ち込んだ戦いぶりは、鮮烈な印象を残した。

 絶対的エースは不在。決勝では上野の8点が最多だった。桑原康平監督(30)は「一昨年まで在籍していた野田(現豊田合成)は司令塔で得点も取った。そんな選手はいないけど、例年以上にまとまっている」と語る。

 44人の部員は全員が愛知県豊田市内の寮で寝食をともにする。「ボロい寮ですけど、他のどのチームより部員同士で話をしている」と藤戸主将。コート外でもチーム力を高めてきた。目標は11月の全日本学生選手権の制覇。初の頂を目指し、中京大は“全員ハンド”を磨いていく。 (木村尚公)

(2011年8月13日 中日スポーツ9面より)

[2011.08.13]

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