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学生らが植林事業 東海学園 大来年から岐阜・中津川で new

 名古屋市天白区とみよし市にキャンパスを置く東海学園大は来年9月から、岐阜県中津川市加子母地区で、学生らによる植林事業に乗り出す。来年2月に大学と中津川市が交流協定を締結。「共生(ともいき)の森」と銘打って、緑豊かな自然を作り上げ、環境教育に役立てたい考えだ。加子母は古くから良質な木材を産出しており、江戸時代は尾張藩の支配下にあった。松原武久学長が名古屋市長時代に計画を進めた名古屋城本丸御殿に、加子母のヒノキが使われたのが縁。来年の創立25周年に向け大学が展開する「共生(ともいき)プロジェクト」の一環で、松原学長らが発案した。

 大学は現在、雑木林となっている加子母の市有地1万平方メートルを無償で借り、当面はこのうち2000平方メートルで間伐などをし、ヒノキなどを植えていく計画。有志学生ら50人程度が来年9月上旬に2泊3日で現地入りし、地元の森林組合から技術指導を受けるという。翌年以降も年1回程度、下刈りや獣よけのフェンス設置などを進める。

 大学は、残りの借りた土地でも中津川名産の栗なども植えたい意向。大学の担当者は「頭で理解するのではなく、学生が現場で体感できる環境教育を進めたい」と話している。

 「共生プロジェクト」では来年2月2日午後1時半、名古屋市千種区の今池ガスホールで、松原学長が市長時代にリーダーシップを振るった藤前干潟(名古屋市港区)保全の20周年を記念したシンポジウムを開く。入場無料。(問)シンポ事務局=052(801)1201
 (安田功)

(2018年12月04日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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[2018.12.04]

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